ネパール人にとって モモ は午後のおやつ

ネパールの代表的な料理として、ダールバートとモモがあります。ダールバートは、ダール豆のスープカレー、バートはご飯で、これに野菜などのカレー味のおかずが加わります。モモは、チベットから伝わったもので、ギョウザです。ネパール人は、1日2食プラスおやつが食生活の基本で、朝の出勤前と帰宅後にダールバートを家で食べ、午後のおやつの時間にモモを食べる事が多いです。地元の人たちが通うローカルタイプのモモ屋では、基本的にモモは、バフと呼ばれる水牛肉の蒸しギョウザのみです。これに、アチャールと呼ばれるソースをつけて食べます。近頃は、ネパール人も、レストランで午後のおやつを食べることも多くなってきました。最近のレストランのモモは、具や調理方法がバラエティーに富んできています。今回は、モモの最新事情について詳しくご紹介していきます。

写真はレストランでのモモですが、ローカルタイプのモモの包み方はこの形になります。 写真はレストランでのモモですが、ローカルタイプのモモの包み方はこの形になります。

モモの具の種類は4種類

モモの具の種類は、4種類あります。ベジモモは、キャベツがメインでひき肉なども混ざっていないので、ベジタリアンの方にもokです。バフモモは、水牛肉で独特の香りがしますが、多くのネパール人はバフモモを好みます。ポークモモは、ネパール人でポークを食べない人は多いですが、山岳民族系の人たちが好んで食べます。そして、チキンモモ、こちらはレストランでかなりの人気です。ローカルの屋台風モモ屋ではバフモモしかチョイスがないため、レストランでは「せっかく来たのだから」とチキンモモを頼む人が多い印象です。

こちらの形は、レストランでのスチームモモです。 こちらの形は、レストランでのスチームモモです。

調理のバラエティーも4種類

モモの調理のバラエティーも、4種類あります。まずは「スチームモモ(steam momo)」で、これは蒸しギョウザです。ローカルモモ屋ですと、店頭に出ている大きな蒸し器でのスチームモモのみになります。「コテモモ(kothey momo)」は、日本のギョウザの焼き方に一番近いものになります。「フライドモモ(fried momo)」は、揚げギョウザになります。そして、「チリモモ(chilli momo)」ですが、調理したギョウザをたまねぎ、ピーマン、トマトなどと一緒にチリソースで和えたものです。チリモモは、旅行者の間ではあまり知られていませんが、ピリ辛でおつまみに最適ですので、是非トライしてみてください!

こちらがチリモモになります。けっこう辛いので「Less spicyで」と言ってオーダーすると良いです。 こちらがチリモモになります。けっこう辛いので「Less spicyで」と言ってオーダーすると良いです。

最大16種類にもなるモモ

こうやって見てきますと、モモには実に16種類のパターンがあることを、おわかりいただけたかと思います。また、各店、それぞれアチャールと呼ばれるソースに工夫を凝らしています。ソースはメインにはトマトを使う事が多く、ゴマやスパイスなどで風味を出します。タカリ民族のレストランでは、アチャールに山椒が使われていることも多いです。今回ご紹介した16種類のモモは、すべてのレストランで扱っているわけではないですが、ポーク以外は大体のレストランで食べることが出来ます。筆者おすすめのレストランは、タメルのチェトラパティ地区にある「YANGLING ヤンリン」レストランです。迷ったら是非ここに足を運んでみてください。皆さんが美味しいモモをネパールで味わえますように!

こちらがコテモモです こちらがコテモモです