もっとも多いトラブルは、下痢

楽しいはずの旅行も、病気になっては台無しです。ネパール旅行を存分に楽しむためにも、旅の健康管理はしっかりとしたいもの。ネパールで旅行者がもっとも気をつけたいのは下痢です。生水やなまものを口にしないのはもちろん、オイルや香辛料にも要注意。ネパールのローカルレストランでは、古い油を使いまわしていることも多く、それらは胸焼けをひきおこします。また、日本人は香辛料を普段から食べ慣れていないため、香辛料をたっぷり使ったネパール料理は、胃腸に刺激が強すぎて下痢を起こすことがあります。下痢の症状もさまざまですが、痛みがなく、ただ、便がゆるい程度であれば、水分を十分補給して体を休めましょう。吐き気と発熱を伴う下痢や便に血が混じる場合は、食中毒や伝染病の可能性があるので、病院へ行くことをおすすめします。

蚊だけでなく、ヒルやノミにも注意

自然が豊かなネパールではその分、さまざまな虫がたくさん生息しています。そのため、旅行中に虫刺されに悩まされる観光客も少なくありません。一年の半分が夏といっても過言ではないネパール。ネパールの首都カトマンズや第2の観光都市ポカラなどの平地でも、夏は蚊の季節です。蚊にもっとも気をつけたいのは、インド国境のタライエリア。ワイルドライフが楽しめるチトワン国立公園やブッダの生誕地ルンビニでは、蚊が大量発生しますので、これらの地域に行くなら蚊対策は忘れずに。蚊取りスプレーなどの蚊除けは必要でしょう。6月〜9月の雨季のトレッキングや、ワイルドサファリに行くなら、ヒルにも要注意。トレッキングの村ではノミやダニにかまれることもよくあります。3月〜9月の暑い時期にネパールを訪れるなら、虫刺され薬はぜひ持っていきたいものです。

カトマンズでは喉をやられないようにマスク必須

ネパールの首都カトマンズでは、昨今、急速に車の数が増えたことにより排気ガスなどの公害が問題になっています。特に、11月から4月にかけての乾季は、排気ガスに加え、空気が乾燥して土埃もすごいため、ネパール人でも喉を痛める人が続出しています。カトマンズの観光にはマスクは必携です。カトマンズの薬局でも最近は使い捨てマスクが入手できます。観光から戻ったら、うがいをするのも忘れずに!

交通渋滞と排気ガスがひどいカトマンズでは、マスクは必須 交通渋滞と排気ガスがひどいカトマンズでは、マスクは必須