5月後半〜9月のネパールは雨季

ヒマラヤの国ネパールの気候の特徴は、乾季と雨季があることです。雨季はだいたい5月後半から9月にかけて。なかでも6月と7月は年間で最も降水量が多い月です。ただ、雨季といっても日本の梅雨のようにシトシト雨が降り続けるわけではありません。バケツをひっくり返したような土砂降りの雨が1時間〜数時間降るのが、ネパールの典型的な雨季の雨の降り方。降るだけ降った後は、再び太陽が顔を出すこともよくあります。

雨季の川は雨水の流入で泥色になり、水量もかなり増える 雨季の川は雨水の流入で泥色になり、水量もかなり増える

雨に降られたら雨宿り、無理して歩くとびしょ濡れに

ネパールの夕立は、集中豪雨で、時には強い風をともないます。斜めに降り込まれたら、傘をさしていてもあまり役にはたちません。石で重石をしているだけのトタン屋根を吹き飛ばすような突風が吹くことがあり、折りたたみ傘が壊れてしまうことだってあります。その上、地面からの雨の跳ね返りも半端ありません。無理して歩こうとすると足元だけでなく腰から下全体がびしょ濡れになることも珍しくありません。また、水はけの悪いネパールの道、集中豪雨が降るとあちこちに大きな水たまりができてしまいます。濁った水たまりなので、道路のあちこちにある穴や、側溝に区別がつかなくなるのでかなり危険。実際に側溝にハマって大怪我をするネパール人もいるくらいですから、大雨の中を歩くのはそれなりの注意が必要です。

折りたたみ傘はそれでもあったほうがいい?

激しい雨ほど1〜2時間で止むことがほとんど。集中豪雨に降られたら、無理して出歩かず、カフェでコーヒーブレイクをとったり屋内で読書を楽しむなどしてやり過ごしましょう。豪雨の前ではあまり役に立たない折りたたみ傘ではありますが、降り始めの小雨の段階では十分に役にたちますし、晴れれば日傘がわりにもなって重宝します。雨季にネパールに行くなら折りたたみ傘はあったほうがよいでしょう。

どんよりとした雲がかかった雨季のカトマンズ どんよりとした雲がかかった雨季のカトマンズ

雨が降ると気温は急に下がるので上着は必須

5月後半〜9月にかけてのネパール、標高の高い山の上を除けば、気温的には夏です。首都のカトマンズでは、この時期の最高気温は30度くらい、昼間観光していると汗ばむことも多いでしょう。でも、激しい夕立が降ると気温は一気に10度くらい下がることもあるのです。だから、雨季の旅行には、さっと羽織れる薄手の上着が必要。防水のジャケットがあれば、雨よけにもなって便利です。