カトマンズの町を一望する丘上にある「スワヤンプナート」

ネパールの世界遺産「カトマンドゥ盆地」の7か所。その2つ目は、カトマンズの中心部から西へ約2km、ゆっくり歩いて40分ほどの丘の頂上にある、仏教寺院の「スワヤンプナート寺院」です。町から徒歩で来た場合は、長い階段の参道を上りきると、まず白いストゥーパ(仏塔)が目に飛び込んできます。ネパールらしいこのストゥーパの周りには、ゴンパ(寺院)や巡礼宿が並んでいます。ここでおすすめは展望台からのカトマンズの町の眺め。この丘の頂上には食堂や土産物屋もあり、くつろぐこともできます。車で行くなら、頂上付近の駐車場まで行けるのであまり問題はないですが、階段で行く人は、途中で持ち物を狙って飛びついてくるサルにご注意下さい。

ネパールの世界遺産「カトマンドゥ盆地」その2 スワヤンプナート、パシュパティナート、ボダナート ネパールの世界遺産「カトマンドゥ盆地」その2 スワヤンプナート、パシュパティナート、ボダナート

カトマンズにあるヒンドゥーの聖地「パシュパティナート」

さて、3つ目は、ダルバール広場から東に3〜4kmのカトマンズ国際空港近くにある、ネパール最大のヒンドゥー寺院の「パシュパティナート寺院」です。この寺院は聖なる川とされているバグマティ川の川岸にあり、シヴァ神を祀っています。寺院の境内や火葬場などは入場料を払えば入ることができますが、寺院内にはヒンドゥー教徒以外は入ることができません。それでも朝夕ににぎわうヒンドゥー教徒の参拝客、死者を焼く火葬場から立ち上る煙、瞑想するサドゥー(修行者)の姿など、印象深い光景をここで見ることができるでしょう。ここまで歩くには遠い場所なので、タクシーかバスを利用するといいでしょう。

チベット仏教の聖地「ボダナート」

カトマンズというと、白いストゥーパ(仏塔)の上に帽子のような塔が乗り、その間に大きな目が描かれているという光景を、雑誌やテレビで見たことがある人もいるでしょう。それはたいていカトマンズの東6kmにあるボダナートのストゥーパの姿です。チベット仏教徒にとって重要な聖地にあるこの仏塔は、ネパール最大のものと言われています。なるほど、周囲をマニ車や仏像で囲まれたこの塔は大きく、かなりの迫力があります。塔を囲んで土産物屋やカフェ、レストランなどが並んでおり、聖地としてだけでなく観光地としても華やいだ雰囲気があります。このストゥーパの北側には多くのゴンパ(僧院)があり、チベット仏教を学ぶ僧侶たちの姿を見かけるでしょう。(その3に続く)