2週間の休暇でヒマラヤ・トレッキング

先日、お笑い芸人のイモトアヤコさんが、ヒマラヤの世界第8位の高峰マナスルへの登頂に成功しました。登山の専門家じゃないのに、その精神力と身体機能は本当にすごいですね。まったく次元の違う話ですが、わたしもトレッキングやハイキングで山々の絶景を見るのが大好きです。ヒマラヤの山へのトレッキングなんて絶対無理だと思っていましたが、普段から歩き慣れている人なら、実は2週間くらいの日程があればヒマラヤのちょっと奥までトレッキングで行くことができるんです。

神々の頂を照らすご来光 -アンナプルナ・ベースキャンプ- 神々の頂を照らすご来光 -アンナプルナ・ベースキャンプ-

拠点となる町はポカラ

バックパッカーの沈没地、ネパールのポカラ。人好し、飯よし、気候よし、おまけにヒマラヤの山々がどーんと見えて眺めよしの、ネパール第二の町です。ここを拠点に向かうのは、標高4130mにあるアンナプルナ山群のベースキャンプです。ベストシーズンは乾季に入った9月から11月までの間と、雨季前の3月から5月くらいまで。トレッキングの装備はポカラやカトマンズでレンタルすることができるし、必要であればガイドやポーターも現地で手配することができます。トレッキングに必要な入域許可証をカトマンズかポカラで取得したら、あとは履き慣れた靴があればいつでも出発OKです。

目指せアンナプルナ・ベースキャンプ

アンナプルナ・ベースキャンプ(略してABC)までは、体力のある人なら1週間で往復できるでしょう。わたしは道中で、5日間で往復するドイツ人に会ったこともあります(驚)。わたしの場合、上りに弱くそれほど体力もないので、朝からお昼くらいまで歩いたら、見晴らしのいい村の宿に荷を下ろして、午後はずっと山を眺めて過ごすようなペースでABCを目指しました。ルート上にも絶景ポイントの村がたくさんあるので、とどまらずに歩き続けるのが難しいくらいです。どの村にも質素ですが宿泊施設があるので、寝るところの心配も要りません。食事も宿で作ってもらえます。

神々の頂を照らすご来光に言葉を失う

標高4130mのABCにたどり着くと、まず空の色に絶句します。空の色は青を通り越した深い藍色。そして、自分を取り囲む8000mのアンナプルナ山群は白く輝き、その白と空の藍のコントラストに圧倒されます。月夜に浮かぶ山々のシルエットは神々しく、そして朝、その神々の頂が日の出と共にオレンジに染まっていく光景は、現実のものとは思えない、まるで夢を見ているかのような絶景です。ここに立つと、地球のすごさ、偉大さと人間の小ささを痛感します。「ここには確かに神様がいる」と思えてしまうその絶景を、是非多くの人に見てもらいたいと思います。