ネパールのトレッキングでは、どんなところに泊まるの?

ヒマラヤの国ネパールには、一年を通して多くのトレッカーが訪れ、トレッキングを楽しんでいます。トレッキングとは、頂上を目指さない山歩きのことですが、広大なヒマラヤ山脈の梺を歩くネパールのトレッキングには数日〜2週間かけて山小屋に泊まりながら歩くコースがたくさんあります。日本の山小屋は雑魚寝のところが多いようですが、ネパールの山小屋は個室が基本。一応、ベッドと布団はついています。ただし、標高が3000メートルを超えてくると備え付けの布団だけでは夜寒い場合もあります。心配な人は寝袋を持っていくとよいでしょう。

山の上の茶屋も兼ねたゲストハウス 山の上の茶屋も兼ねたゲストハウス

ネパールのトレッキング中の食事事情は?

山歩きというと、食料品や携帯コンロを詰めた大きなリュックを背負って歩く姿を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。初心者にとって大きなプレッシャーになるのが食料品でいっぱいの重いリュックを背負うこと。でも、ネパールでのメジャーなトレッキングルートでは、食料を背負う必要はありません。トレッキングルート上に点在する村では、水やビスケット、チョコレートなど、平地よりは高い値段ではありますが(高度が高くなるほど値段は上がります)買うことができます。また、村の茶屋やロッジでは、温かいご飯を食べることができます。ただし、注文を受けてからご飯を炊き始めたり、家の裏の畑に野菜を取りに行ったりするので、料理が出てくるまでに1時間近く時間がかかることはよくあります。夕食や朝食はあらかじめ時間を指定してオーダーを入れておくといいでしょう。道中のランチだけではオーダーをあらかじめ入れられないので、ランチタイムは1時間半くらい余裕をみて、1日の計画をたてましょう。

ネパールのカレー定食「ダルバート」はトレッキング中も食べられる定番メニュー ネパールのカレー定食「ダルバート」はトレッキング中も食べられる定番メニュー

トレッキング中のトイレやシャワー

山小屋は茶屋を兼ねているため、ネパールではティーハウスと呼ばれます。最近のティーハウスはバスルーム付きの個室も増えてきましたが、まだまだ、トレイ・バスルーム共同がメイン。洋式トイレのところもありますが、基本は、和式に似たしゃがみ式でおいてあるバケツの水を自分で流すタイプです。シャワールームが部屋にある場合でも、日本人にとって十分な熱さのお湯が出ることはあまり期待できません。ぬるま湯程度の温度だとシャワーを浴びると返って体を冷やして風邪を引くことも。山の上の朝晩は気温が急に下がります。熱いお湯が出ないなら体をタオルで拭く程度にしておいたほうが無難でしょう。体を冷やして血行が悪くなると高山病のリスクが高まります。山の上なので、どうしても都会のようにはいきませんが、多少の不便も山歩きの楽しい思い出くらいの気持ちで、ヒマラヤトレッキングを満喫してくださいね。

トレッキングの出発点には公衆トイレも。トイレはランチ休憩の茶屋などでも借りられる トレッキングの出発点には公衆トイレも。トイレはランチ休憩の茶屋などでも借りられる