さん(する)

掲載日:2017/08/11

今と全然違う!昔ながらのシンガポールを体験できる「家族向けアートイベント」

夏のシンガポールは、家族向けの“アート・イベント”がいっぱい!美術館の家族イベントを全制覇した筆者ですが、今回ご紹介する『National Museum of Singapore (シンガポール国立美術館)』のイベント『Children’s Season (子どもの季節)』は、シンガポールのヘリテージや文化をテーマにしているところが、他の美術館と違います。なんと、下記全てのアクティビティは無料。開発目覚ましい街並みを観光で見つつ、昔ながらの文化体験をすることでシンガポールにより”つながり”を感じる特別な機会となるのではないでしょうか?

カテゴリ:イベント エリア:アジア  シンガポール  シンガポール キーワード: 美術館 人気 アクティビティ

ABガイド:舞スーリ

舞スーリ
シンガポール在住のライター、ドバイプレスクラブ会員。文化・美容・ビジネスを軸に複数媒体に寄稿中。30都市を旅し、マレーシア・ドバイ等海外在住5カ国目。名取の琴、着物を通じ幼少より異文化交流を重ね、大手自動車会社の日本・海外勤務を経てライターに。深い異文化理解と、シンガポール在住2度目のネットワーク力を生かして、新たなシンガポールが発見できる情報をお届け!

起こさないで!「眠れる巨人」にコッソリお絵描き

起こさないで!「眠れる巨人」にコッソリお絵描き

美術館の地下から、「グォーッ……」と音が聞こえて来ます!そっと近づいてみると、 なんと身長が5メートル以上ありそうな“巨人”がいびきをかいて寝ています。これは、フランス人グラッフィク・デザイナーJean Jullien(ジョーン・ジュリアン)による作品『The Giant(ザ・ジャイアント)』眠れる巨人をキャンバスにして、子どもが自由に絵を描くことができます。通常紙に描くサイズ感とは全く違う巨大なキャンバスで創造性を伸ばし、眠る巨人を起こさないように描く、ストーリー性もユニーク。対象年齢は3歳以上で、様々な年齢の子どもに大人気のコーナーでした。

見たら絶対入りたくなる!ハンモックドーム

見たら絶対入りたくなる!ハンモックドーム

“いつも見る景色を、違った角度から見てみよう“というコンセプトで作られた、Atelier YokYok(アトリエ・ヨックヨック)のインストレーション・アート『The Soft Dome(ザ・ソフト・ドーム)』。美術館入り口近くにある『Rotunda Dome(ロトゥンダ・ドーム)』天井は、やさしい光が漏れ出る、50ものステンドグラスに彩られています。参加者は靴を脱ぎ、ハンモックの中で寝転びます。ステンドグラスは、1887年建設されたシンガポール国立美術館を象徴する美しさ。円形をなすステンドグラスを下から見上げるいつもできない体験を通して、日常への気づきを教えてくれます。

木造船に乗り「昔ながらのシンガポール」で遊ぶ

木造船に乗り「昔ながらのシンガポール」で遊ぶ

1980年代のシンガポールでは、まだ陸路が整備されていなかったため“Bumboat(バンボート)”という木造船が、人々の暮らしに重要な役割をはたしていました。そんなバンボートに乗り込んだ気分で、昔の時代の遊びや仕事が体験できる展示が、School of the Arts Singapore(シンガポール・アートスクール)による『Our Favourite Places Bumboat Trail(私たちが大好きな場所:バンボート・トレイル)』。昔の計量器を使ってお手玉の重さを均等にする遊びや、歴史的建造物パズル、昔ながらの郵便屋さんになりきった郵便物を仕分ける遊びなど、3歳以上の子どもが、ワクワクと学べるアイデアがいっぱい!

子どもが飽きない!五感フル活用の学び型展示

子どもが飽きない!五感フル活用の学び型展示

筆者の子どもが、リピートした展示『Our Favourite Places Trolley Bus and Trishaw Trails(私たちの大好きな場所、トローリーバスとトライショー・トレイル)』。昔ながらの名所をバスに乗った気分で、触って嗅いで、体感できる展示となっています。世界遺産『ボタニック・ガーデン』をテーマに、シンガポールならではの植物を香りから当てる遊びや、昔プラナカンが多く住んだカトン地区を象徴する、カラフルな“プラナカンタイル”色付けなど、教育と遊びのバランスがよく工夫されているなぁと感心しました。南洋理工大学とアート、デザイン、メディアスクール卒業生プログラムによる共同作品!

取材協力

取材協力

National Museum of Singapore :シンガポール最古の美術館で、建造物的にもランドマーク的存在。前衛的かつ多角的な見せ方により、歴史や文化に新しく定義付けをするプログレッシブなマインドをもつミュージアム。今回ご紹介した『Children’s Season』は、2017年7月30日まで開催。期間中、美術館の前には木造船型バウンシー・キャッスルもあり、体を思い切り動かすことも可能!なお、2Fの有料の常設展でteamLabによる『Story of the Forest(林の物語)』も、動く動物たちや流れ星が見られて楽しいですよ!

・住所:93 Stamford Road, Singapore 178897 | Tel +65 6332 3659

・Tel: +65 6332 3659

・開館:10AM〜18PM

・HP: http://nationalmuseum.sg/

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/08/11)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて


キーワードで記事検索

検索