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シンガポールで必食のB級グルメ、具よりスープが命の鍋料理「肉骨茶(バクテー)」


掲載日:2014/10/27 テーマ:グルメ 行き先: シンガポール / シンガポール

タグ: おいしい 肉料理 名物


「肉骨茶」って何?

シンガポールで必食のB級グルメ、具よりスープが命の鍋料理「肉骨茶(バクテー)」 シンガポールで必食のB級グルメ、具よりスープが命の鍋料理「肉骨茶(バクテー)」

先日、シンガポールからいらしたお客様とバクテーの話になり、猛烈に食べたくなってしまいました。バクテーの漢字名は「肉骨茶」で、マレーシアとシンガポールで食べられている鍋料理です。ひとことで表現するなら‘漢方で煮込んだ豚のスペアリブ’。昔、マレーシアのクランで働く中国系の労働者が、スタミナ補給のために作ったのがルーツだとされています。豚のスペアリブを、漢方薬に用いるハーブやスパイス、ニンニクと一緒に土鍋で煮込んだものです。スパイスは主にクローブやシナモン、八角、コリアンダーなどが使われます。

いろいろなバリエーションがあるバクテー

同じバクテーでも、スープの色の濃さや、スパイスの使い方、豚肉以外の具材の有無などによって、いろいろなバリエーションがあります。マレーシアのバクテーは、豚肉以外にも臓物や油揚げ、野菜も一緒に煮込む具だくさんの鍋。シンガポールのバクテーはスペアリブとニンニクだけのシンプルなもので、潮州風と福建風があります。潮州風は、スープの色が薄めの茶色か透明に近く、薬効のあるハーブを加え、コショウの味が効いています。一方、福建人は塩味を好み、中国醤油を使った真っ黒いスープに仕上げます。

スープに感激した私のバクテーデビュー

もう10年以上前になりますが、シンガポールで働いていた友人のところに遊びに行った時の話です。彼女の家に泊めてもらっていたのですが、日曜日の遅めの朝、ご主人に近所のバクテー屋に連れて行ってもらいました。店は新聞を読みながらバクテーを食べるご近所の人たちで賑わっています。頼んだのはバクテーとご飯とお茶。ここのバクテーは福建風の黒いスープでした。じっくり煮込まれた豚ばら肉はホロリと骨から外れ、とろけるような食感がたまりません。しかしそれよりも、スープの美味しさにビックリ!!見た目からは想像できない、非常に奥深い滋味あふれる味でした。

お店の数だけスープがある

スープだけで、白いご飯がいくらでも食べられます。何かに憑りつかれたかのようにひたすらスープを口に運んでいると、お店の人がスープを足してくれました。そう、バクテーのお店はスープのおかわりができるんです。時々お茶を飲んで口の中をサッパリさせたら、またスープとご飯を摂取します。大満足のバクテーデビューでした。お店によってスパイスの配合が異なり、それぞれの秘伝のスープを楽しむという点は、まるで日本のラーメンみたいですね。「海南鶏飯」と双璧をなす必食グルメ、バクテーを食べに、今すぐシンガポールに飛んでいきたい気分です。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/10/27)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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