シンガポールでインド系の軽食代表とは?

安くておいしいローカルフードがいっぱいのシンガポールは、旅行者にとって楽しいグルメ旅のできる国です。私はインド系の人が好きなので、シンガポールではなんとなくいつもインド系住民が多くいるスポットへ足が向きます。そこで食べられる代表的な軽食は「ロティ・プラタ」。インドで「ロティ(ローティー)」はパン全般のことを指し、「プラタ」は「平たい」という意味です。シンガポールでは縮めて「プラタ」とだけ呼ぶ人も多いようです。これがいくら食べても食べ飽きないのです!

安い、うまい、楽しい。シンガポールのスナック「ロティ・プラタ」は庶民の味方 安い、うまい、楽しい。シンガポールのスナック「ロティ・プラタ」は庶民の味方

油をたくさん使うので、食べ応えしっかり!

小麦粉(全粒粉の割合は店によります)の生地をよーく伸ばして、インドの精製バター「ギー」をたっぷり使って焼き上げます。このプレーンタイプの生地に、好みで卵やチーズ、玉ねぎなどさまざまな具材を入れることもできます。 私はシンガポール旅行中にはつねに食べ過ぎるので、胃腸のためにプレーンしか注文したことがありませんが、何人かで味のバリエーションを試してみるのも楽しいことでしょうね。これに注文しなくても自動的にカレーソースが付いてくるので、ちぎってソースをつけながら食べます。この他に砂糖やチョコレートをかけるスイーツ系のロティ・プラタもあります。簡単な食材なだけに、応用が利くのですね。

生地をどう仕上げるかが、人気の分かれ目?

ロティ・プラタを出す店はシンガポール中にたくさんありますが、お店によって食感がかなり違うところも面白いのです。かなりカリッと(半分揚げるみたいに)硬めに仕上げるところもあれば、全体にモチモチした歯ごたえが売りの店、表面はカリッと、中はモチモチというお店も。しかし、いわゆる“人気店”は最後の「表面カリッ、中モチモチ”が多いような気がします(そんなに食べ比べていませんが!)。町を歩いていてロティ・プラタが食べたくなったら、ぜひ流行っているお店に狙いを定めていきましょう。

職人さんの手際と笑顔もごちそう

人気店はいつも人がいっぱいです。一日に100枚、200枚と焼き上げる職人さんの手際を見るのが、もう一つの楽しみなんですよ。注文を受けてから焼き始めるので、ちょっと時間がかかります。ホーカーズなど気軽なところなら、席に座っていないで、ぜひ調理場へ! 手にたっぷりとギーをつけて、ひとかたまりの生地を薄く伸ばしては折り畳んでいくのです。思わずカメラを向けると、手を動かしながらも人なつこい笑顔でポーズ。暑いシンガポール、せまい調理場の熱い鉄板を前に、こんな熟練のコックさんたちが毎日がんばっています。プレーンな料理ほど腕の差が出るもの。お気に入りのお店を見つけに行きましょう。