シンガポールでナイトライフを満喫したい! さて、どこへ?

旅先で食べたり飲んだりするのは、誰だって大好き! おいしいお店がずらりと並んでいて、活気があって、どこに入ろうか迷ってしまうくらいに選択肢が豊富…。そんなエリアに繰り出すのは、ワクワクしますよね。治安の良好なシンガポールなら、ナイトライフも存分に楽しめます。古くからパブやクラブを求める観光客を引き付けてきたのはクラークキー周辺、そしてここ数年では開発の進むマリーナ地区でしょうか。けれども、このあたりは若干ツーリスティック。一度は行く価値がありますが、毎晩出没したいという人は少ないかもしれません。

日暮れ時から、ムード満点になってきます 日暮れ時から、ムード満点になってきます

「チャイナタウン」のイメージとはかけ離れた界隈へレッツゴー

シンガポール中心部で私が好きな飲み屋街は、チャイナタウンにあります。ジャマエ・モスクやスリ・マリアマン寺院などが並ぶ、旅行者には有名なサウス・ブリッジ・ロードから1本東に入った「クラブ・ストリート」周辺です。クラブ・ストリートと、それに続くアン・シアン・ロードは、わずか400メートルほどのせまくて短い通りですが、おしゃれなバーやブティックなどのショップ、各国料理のレストランなどが立ち並んでいます。この通りは、2000年代に入ったころから注目され始めました。ショップハウス(低層の店舗付き住宅)形式の瀟洒な建築はとても美しくて、南国らしさにあふれています。

在住のビジネスマンが集う、クラブ・ストリート周辺の魅力とは

このストリートのよさは、レベルの高い飲食店が多いこと以上に、その雰囲気です。外国人観光客でごった返すエリアとちがって、シェントン・ウェイのビジネス街で働く在住欧米人が夜を楽しみに集まってくる、そんな、どこか無国籍で開放的な雰囲気があるのです。もちろんガイドブックとカメラを手にした旅行者が入りにくいということもありません。けれどこのストリートのクオリティーの高さは、どちらかというと在住外国人からの支持によって保たれているように見えます。ノスタルジックで、ちょっとコロニアルな雰囲気を愛する在住欧米人にとっては、ここはまさに南国の夜を過ごすのに格好の場所なのでしょう。クラブ・ストリートのショップハウス群は、政府から歴史的建造物として保存の指定を受けているんですよ。(後編に続く)