遊びたい、でもおいしいものも食べたい……

シンガポール旅行に行く人の多くは、さほど日数を取らない短期旅行かと思います。短期滞在の観光客を楽しませることには非常に長けた国ですから、旅行者は観光に大忙し。ローカルフードが充実したせっかくのシンガポール、それなのにおいしいものを食べたい気持ちとは裏腹に、レストランを選んで出かける時間的な余裕がなくなってしまうのですよね。そんなときに頼れる助っ人が、フードコート! 中でもおすすめなのは、シンガポールのみならず、クアラルンプール、香港、バンコクなどにも展開している「フード・リパブリック」です。

ノスタルジックな内装のビボシティ店 ノスタルジックな内装のビボシティ店

美食の国シンガポールの力を思い知る!

日本でも、スーパーの一画やショッピングモールの中にフードコートがありますよね。しかし、それらの大半は、便利だけれど味はそこそこ。しかしフード・リパブリックに入っている各店の味は、どこも本格的なおいしさですから、そのレベルの高さに驚きますよ。カジュアルでオープンな雰囲気だからと見くびってはいけません。マレー系、インド系、中華系はもちろんのこと、韓国や台湾といったアジア全般を網羅した品揃えは圧巻です。大人数で行っても、各々が気軽に自分好みのアジアンフードを試せますね。

同じチェーン同士なのに、個性が光ります

フード・リパブリックの楽しみは、味だけではなく、それぞれの店舗ごとに異なるムード作りを打ち出していることです。たとえばシティ・スクエア・モール店はショップハウスを模した、カラフルで愛らしいストール(ストールとは屋台風の小さなお店のこと)。313@サマセット店は、近未来的なイメージです。飲み物を売りに来る店員さんはセグウェイ(立ち乗りの自動二輪車)に乗ってやってくるんですよ。私のおすすめはビボシティ店です。まるで何十年も昔のシンガポールに迷い込んだような、ちょっと薄暗くてノスタルジックな雰囲気になっているんです。何を食べようかと迷いながら、各ストールをのぞいてはそぞろ歩き。これがまた楽しいのです!

ドリンクもおすすめです!

ビボシティ店で飲み物を売り歩くのは、サマセット店のセグウェイとは正反対のムード、これまたレトロなおじさんたちです。アジアンなドリンクのおすすめを尋ね、ロンガン(龍眼)のジュースを一口、「おいしい!」と笑うと、親指を立ててニッコリ。おちゃめな売り子さんに会えるのも、このお店のよさです。セントーサ島へ渡るセントーサ・エクスプレスの駅からすぐですから、セントーサ島への行き帰りのついでに立ち寄るのもいいかと思います。島内の飲食店は高いところが多いので、その意味でも、フードコートは助かりますよね!