成り行きで(?!)土曜礼拝に参加することに

私が訪れたのは土曜日で、ちょうど土曜礼拝が行われるところでした。一休みしたら出て行くつもりだったのに、次々に入ってくる人の波に押されて、そのままなんとなく席について礼拝に参加することとなりました。ベンチにはハードカバーの聖書や讃美歌集が置かれ、跪拝(きはい。ひざまずいて礼拝すること)のときに使う膝用クッションも一つ一つの席ごとに用意されています。しかもそのクッションの模様にも種類がいろいろあって、芸術的なのです。さすがシンガポール最大規模を誇る大聖堂だけのことはあります。言葉はわからないながらも、私も周りの信者さんを真似て立ったり座ったりして礼拝をしたり、主教のお説教を聞いたりしていました。

シンガポール、セント・アンドリュース教会での出会い(その2) シンガポール、セント・アンドリュース教会での出会い(その2)

隣の席のやさしい女性との出会い

成り行きで礼拝に参加してはみたものの、英語で書かれた聖書や英語の説教は、私の英語力ではとうてい追いつけるはずがありません。まごまごしていると、たまたま隣に座った中華系の顔立ちの中年女性が「今は何ページよ!」「こっちの本のこの聖句を読んでいるわ。」などと、素早く教えてくれました。私が正しいページを開くと、にっこりしてうなずいてくれます。とても信心深く親切な女性でした。この人との出会いが、私のセント・アンドリュース教会の思い出をグッとすてきなものにしてくれました。

礼拝終了かと思いきや、洗礼式にも参加!

やがて人々が立ち上がり、外へ出て行くので、「これで礼拝が終わったのだな」と思って私も立ち上がりました。しかしそれは終了ではなく、外で洗礼式が行われるのでした。そういえば、主教が「今日、新しく4人の方が入信しました」というようなことをおっしゃって、4人の人たちが前に出ていました。彼らが外にある小さな洗礼用プールに入る儀式を、みんなで見に行くのです。隣にいた女性が「あなたも一緒に行きましょうよ。」と誘ってくれたので、「私のようなカメラをぶら下げた旅行者が信者さんたちに交じって見物するのは悪いかな?」という遠慮はなくなりました。(その3に続く)