空中の散策路は意外にスリルがあります!

「クラウド・フォレスト」の中は、人工の山と人工の滝があり、ミスト噴射により人工の雲さえ作られています。そして山の周りに渡されている「クラウド・ウォーク」という空中の散策路を歩きます。散策路は足元が少し透けているので、高さ35メートルの頂上から降りて行く途中で真下を見下ろすのはなかなかスリリング。高いところが苦手な人は遠くを見ながら歩いた方がいいですよ!

シンガポール、マリーナ地区の集客をさらにアップしたガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(その3) シンガポール、マリーナ地区の集客をさらにアップしたガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(その3)

「すべてがニセモノ」? いいえ、植物を見てください

高山地帯を再現した涼しい空気の中、こんなふうに何もかもが人工で作られた施設を歩いているうちに、なんとなく騙されているような感覚にもなってきました。ここにはなんにも本物がなくて、すべてが人工のニセモノばかりではないか? けれども改めて考えてみれば、ここにある植物は、一つ残らず正真正銘の本物だけ。しかもその数は50万種類。南極以外のすべての大陸から植物が集められている、まさに地球の縮図なのです。そう気づいてまた周囲の緑を見回してみると、なんと贅沢な場所に私はいるのだろう、と感慨深くなるのでした。

そして屋外の目玉は「スーパーツリー」!

そして日が暮れたら、再び屋外へ出てこの植物園のシンボルである「スーパーツリー」のライトアップを楽しみましょう。スーパー・ツリーは大きさが少しずつちがう人工の木というかタワーのようなもので、全部で18本立っています。このツリーの表面にシダ類などの植物を植え込み、徐々に植物が繁ってきてやがてはすっぽりと全体を覆っていくという取り組みです。今はまだ上部のサンゴのような赤い枝が丸見えですが、何年か後にはあの部分まで植物が伸びてきているでしょうか。それも楽しみです! 毎晩2回(19:45〜、20:45〜)開催される音と光のショーは、いくら写真を撮っても足りないくらいのすばらしさですよ。一番高いツリー(約50メートル)の頂上には展望レストランがあります。私も入ろうとしましたが満席でした。人気があるのですね。ツリーの上部をつなぐ「OCBCスカイウォーク」という空中通路は、大人5シンガポールドル(2015年現在、約475円)です。

受賞歴のある由緒ある植物園へ、ぜひ!

このガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、2014年のインターナショナル・ティア・アワード(テーマパーク業界の権威ある賞)で最優秀植物園賞を受賞しました。隅から隅まで隙のないエンターテインメント性にあふれたゴージャス植物園。「植物園」のイメージを完全に覆す、未来的な施設です。植物をテーマに地球を一周してみたければ、ぜひ行ってみてください!