空港に泊まるのはどんな時?

今回のテーマは「空港に泊まる」。これは空港のそばのエアポートホテルに泊まるのではなく、空港施設内のどこかで夜を明かすということです。たとえば治安の悪い都市にとんでもない時間に到着した場合、宿は閉まっているしタクシーで市内まで向かうのも危険だったりします。そんな時は、明るくなって町が活動を始めるのを待ってから動き出すのが得策です。また明け方のフライトで出発する場合も、市内からの交通機関が動いていなかったりするので、前の晩から空港に行って寝て待つ方が安心です。トランジットで長時間空港にいなければならない場合もありますね。

Sleeping in Airport いざとなったら空港に泊まっちゃおう!−空港で一晩明かすコツ Sleeping in Airport いざとなったら空港に泊まっちゃおう!−空港で一晩明かすコツ

ここに寝ればいいの? 安全なの?

小さな空港など夜間閉まってしまうところには泊まれません。24時間オープンの空港なら大丈夫です。多くの空港は深夜でも人が行きかい、警備員もいますし、冷暖房完備でトイレもあり、それなりに快適に過ごせます。24時間営業のカフェや無料のインターネット環境があればいうことなしですね。足を伸ばせる安楽椅子や肘掛けのない椅子だったらそこに横になれますが、固定された肘掛けのある椅子に座って寝るのはきついです。そういう場合は床に寝てしまいましょう。ポイントは、ちょっと陰になって静かなところですが、逆に人気がなくて不安だったら他の旅人がごろごろしている近くに寝るのもいいと思います。いずれにしても荷物の管理は自己責任ですので気をつけて!

空港で寝過ごさないように注意!

トランジットで長めの待ち時間がある場合、出発ゲート前で寝て待つこともありますよね。ぐっすり寝入ってしまって乗りそびれないように気をつけてください。「そんなアホがいるわけない」とお思いでしょうがいるんです。私もそのひとりです。アテネの空港のゲート前で安心して寝入ってしまい、目が覚めたら乗るはずの飛行機が飛び発ったあとでした。誰も起こしてくれないんですねえ。日本の空港みたいに職員が名前を呼びながら探してくれるなんて、海外ではめったにありません。バルセロナのエルプラット空港は館内のアナウンス自体ないので、ゲート変更も自分で確認するくらいです。油断は禁物です。

毎年発表される、ベストとワーストの空港

空港に泊まるバックパッカーたち御用達のサイトがあるんですよ。その名もずばり「The Guide to Sleeping in Airports(http://www.sleepinginairports.net/ 英語)」。空港名を入れて検索するとその空港に泊まった旅人のレビューを読むことができます。旅人たちの投票によって、毎年ベストとワーストの空港が発表されるんですが、ベストの空港はアジアが強いようです。ここ数年はシンガポールのチャンギ国際空港が連続首位に輝き、韓国・仁川、香港と続きます。一方2012年のワーストは、ヨーロッパはローマ・フィウミチーノ、アジアはマニラが不名誉な一位に選ばれています。