文化三角地帯の真ん中に位置するダンブラ

スリランカを代表する二つの古都キャンディとアヌラーダプラを結ぶ道路の交差点にダンブラという町があります。ここにあるのがスリランカ最大で最も保存状態が良いといわれる仏教石窟寺院。数多くの仏像が安置され、その多くが金箔で覆われ、金色に塗られていることから「黄金寺院」と呼ばれています。古都アヌラーダプラ、古代遺跡ポロンナルワ、聖地キャンディといった世界遺産が集まり、スリランカ観光の目玉と言われる「文化三角地帯」のほぼ真ん中というロケーション。コロンボからは北東に約150キロ、キャンディからは北に70キロとアクセスも良く、観光コースにも必ず組み込まれる場所です。

洞窟にあふれる篤い信仰 おすすめの世界遺産「ダンブラの黄金寺院」(前編) 洞窟にあふれる篤い信仰 おすすめの世界遺産「ダンブラの黄金寺院」(前編)

巨大な金色の大仏と獅子がお出迎え

世界遺産にも登録されているこの黄金寺院は、町の外れにそびえるラン・ギリと呼ばれる岩山の頂上近くにあります。ダンブラの町から山の麓に近づくと、黄金色に輝くダーガバ(仏塔)と大仏が目に飛び込んできます。大仏の下には、獅子が大きな口を開け、その口の中に階段が続いています。世界遺産らしからぬ雰囲気ですが、ここは黄金寺院ではなく付属の博物館への入口。ダンブラ近郊の世界遺産シーギリア・ロックにある獅子の入口を復元したものですが、ユーモアあふれる佇まいに微笑ましくなります。

登る前にチケットを買うのを忘れずに!

ここで気をつけなければならないのは、黄金寺院を目指して山を登る前に必ず入場チケットを買うことです。入場チケットカウンターは、獅子の口がある博物館の右手前の建物の中。わかりにくい場所にあるため、気づかずに頂上まで行ってしまいそうになりますが、チケットを持っていないと入場できずに、もう一度下まで戻らなければならないので要注意!黄金寺院への登り口は、獅子の口の左側にある階段。一段一段上がるごとに、刻々と変わる景色を楽しみつつ、時折現れるサルを眺めながら歩くと、約20分でチケット・チェックポストに到着します。この先は聖地なので帽子や靴の着用・持込は禁止。靴はチェックポストの前で、預かってくれます。ゲートを越えるとその先がお待ちかねの黄金寺院です!