南インドとの共通点が多いスリランカのスナック

地理的に南インドがすぐそばということもあり、スリランカの人口の約2割ほどをインドのタミル・ナードゥ州と共通した文化を持つタミル人が占めています。そのため、食べ物にも南インドとの共通点が多くあります。南インドでは「マサラーワダー」と呼ばれる「パリップワデ」は、レンズ豆など挽いてタマネギや青唐辛子と混ぜ、丸っこく固めて揚げたものです。スリランカでは海老をのせて一緒に揚げたものもあり、ふんわりと香ばしいの海老の香りが最高のB級グルメ! 路上の屋台などで、一つ10ルピー(約8円)ぐらいで食べられるので、是非挑戦してみてください。

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玉子サモサとキリテーは名コンビ!

その他、スリランカと南北インドで共通して食べられているものにサモサがあります。サモサとは、じゃがいも、タマネギ、豆などの具を小麦粉の皮で包んで揚げたスナック。スリランカのサモサは、形はインドと同じ三角形ですが、外側は日本のカレーパンのように「ころも」がついています。じゃがいもの香味炒めとゆで卵を包み込んだ玉子サモサが、スリランカ滞在中の筆者のお気に入り。軽めの朝食やおやつなど、ちょっとした腹ごしらえに重宝します。キリテーと呼ばれる、甘いミルクティーとのコンビネーションは抜群! ちなみに「キリ」とは、スリランカの公用語であるシンハラ語で「ミルク」の意味です。

血糖値回復にはキリトフィー!

「キリ」つながりでいくと、キリトフィーというスイーツもおすすめ。コンデンスミルク(もしくは粉ミルク)、砂糖、ココナッツフレークなどを混ぜ合わせ、煮詰めて固めたキャンディのようなもの。割り砕いたカシューナッツやピスタチオなどを混ぜ込んだものもあります。家庭でもよく作られているものですが、日本のアメ玉と同じぐらいの大きさにして、一つ一つ紙で梱包したものも雑貨屋などに売っています。ポケットに何個かつめ込んで、遺跡観光の途中など、疲れた時に食べると元気が回復するので、おすすめです!

スリランカと言えばライオンビール!

最後に飲み物にも少し触れましょう。意外と思われるかも知れませんが、国産のビールがあるのです。スリランカを代表するブランドはライオンビール。製造元のライオンブルワリーは、アジアで一番長い歴史を持つ生産者として有名です。高い醸造技術を持ち、食料品や飲料品などを審査する「モンドセレクション」でも最高金賞を獲得するなど、国際的な評価を得ています。また、「ジンジャービヤー」という名の飲み物も広く飲まれていますが、これはビールではなく、ジンジャーエールの様な飲み物。ジンジャーエールほどドライではなく、甘めで飲みやすい飲み物です。こういったローカルな飲み物を試してみるのも旅の楽しみの一つですね。