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海外の注意点〜スケッチは楽しいけれど、場合によってはご用心!


掲載日:2016/10/27 テーマ:おケイコ 行き先: スリランカ / コロンボ

タグ: おけいこ すごい! ハラハラドキドキ 街歩き


旅行でスケッチを描けたらいいなあ…

内戦中でも、一見平穏そうなコロンボの街角 内戦中でも、一見平穏そうなコロンボの街角

妻が主宰しているスケッチ教室の生徒さんは、年配の方が多いのですが、決まってこんなことをおっしゃいます。「旅でスケッチできたらいいなと思って」。それで入会される方ばかりです。そしてみなさん、必ず旅先にスケッチ道具をお持ちになります。忙しい海外ツアーであっても、早朝の出発前とか、自由時間の折に、スケッチブックを開いて絵を描くのは何よりの楽しみだそうで、年に1回開かれる発表会では、みなさんのそんな旅先で描いた作品を展示します。そうして「あの時はこうだったのよ」とか、旅の話に花が咲くのです。僕はスケッチしませんが、スケッチは、旅を何倍も楽しくさせてくれるのだなあと感心します。なるほどだからみなさん、スケッチを習いたくなるのですね。単にスケッチするだけではなく、旅でスケッチするのが楽しいのです。

世界中でスケッチしている妻ですが…

僕が妻と一緒に海外を旅する時も、決まって妻は、携帯用の小さな椅子とスケッチ道具を持って、ひとりで街角にスケッチに出かけていきます。絵を描くとは、対象に肉薄することです。客観性も養われ、観察力が付いてくると言います。いわゆる人間力アップにもつながるようで、スケッチする妻を遠くで観ていると、たしかにいいかもと思います。しかしスケッチには、国の情勢いかんでは、注意が必要なこともあったのです。数年前のスリランカはコロンボでのこと。内戦が終結する直前のことでした。まだ市内には十字路に塹壕を築き、そこから兵士が24時間銃を構えているような場所もありました。夜の十時に突然停電、真っ暗となった町に、ザッザッザと軍靴の音。夜の軍事演習が、町中で行われていたのです。この国が今だ内戦中であることが、思い知らされました。ところがこちらは呑気な旅行者です。

描いてはいけない場所もある

その翌日、妻は泊まったホテルの前の商店街をスケッチしていました。するとそこに警官が来て、「スパイ活動ではないか」と尋問を受けたのです。パスポートを持参していなかった妻は、青ざめた顔で部屋に戻り、一部始終を話してくれました。「万が一の場合は、スケッチ画は没収、カメラの記録も消去させるかも」と僕は説明しました。友人の地図屋が、ある国でやはり同じような尋問を受けたことがあったのです。政治の不安定な地域では、1カ所に長時間立っている行為そのものが、警察の捜査対象になるようなのです。妻はしばらくして戻ってきました。日本のパスポートのおかげで大丈夫だったと言います。描いていたのが、テロの対象になっている首相官邸に近いところだったのが、まずかったようでした。楽しいスケッチも、その国の事情によっては、自由ではありません。あと、宝石屋さんとかを描くのもNG、強盗の下見に間違われるそうです。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/10/27)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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