意外と多い? 台湾の温泉地

温泉巡りを旅のテーマにできるほど、豊富な温泉資源に恵まれている台湾。九州とほぼ同じほどの大きさの台湾には、本当から離島にいたるまで約100カ所以上の温泉が存在するといわれています。泉質も酸性硫黄泉、炭酸硫黄泉、アルカリ性炭酸泉などさまざまで、美しい風景区にある温泉地は台湾の人々も多く訪れる癒しのスポットになっています。

温泉旅行なら温泉天国の台湾へ 温泉旅行なら温泉天国の台湾へ

台湾、その温泉の歴史

台湾の温泉文化は、日本統治時代の1896年、台湾北部の北投に「天狗庵」という温泉旅館ができたことから始まります。その後、1913年には「北投温泉浴場」という公共浴場が建てられました。当時は煉瓦作りの2階建てで、1階には大浴場、2階には娯楽室や休憩室などが設けられていました。1923年には昭和天皇も訪問されたという古い歴史をもつ北投は、現在も台湾を代表する温泉街として君臨しています。かつての公共浴場は現在、温泉博物館となりレトロな雰囲気が残る当時の大浴場を見学することができます。

台北からアクセス便利な北投温泉

北投は台北市街地からからほど近く、バスや地下鉄(MRT)でのアクセスが便利。また、北投は、チリと秋田の玉川温泉とともに、世界に3つしかないラジウム温泉のひとつでもあります。その効能を求める人々とさまざまな温泉施設でにぎわい、最近では、日本の老舗旅館、加賀谷も進出するなど、往時からの温泉文化は途切れることなくいまに息づいています。北投かさらに奥へ入ると、北投温泉の源泉「地熱谷」を見ることもできます。

泉質も温泉スタイルもさまざま

台湾北部では、北投のほかにも台湾で唯一国家公園内にある陽明山温泉(酸性硫黄泉)、原住民文化が色濃く残る烏来温泉(炭酸水素化ナトリウム)などが有名です。台湾の温泉は、日本のように全裸で利用するものから、水着と水泳帽着用が義務づけられた台湾独特なスタイルで入るものまでさまざまです。また、大浴場だけでなく、「個人湯」(個室風呂)とよばれる家庭風呂ほどの大きさの浴室を貸し切るタイプもあるので好みに合わせ選ぶと良いでしょう。