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海外現地発ガイド通信

窓全開!絶景が続くレトロなディーゼル機関車「台鐵・藍皮普快車」に乗ろう!


掲載日:2020/12/03 テーマ:鉄道 行き先: 台湾 / 懇丁

タグ: おもしろい ひとり旅 ビーチ 一度は行きたい 夏にオススメ 絶景 素晴らしい 鉄道


枋寮〜台東間を走る「普快車」

両端は日本製のSPK32型客車 両端は日本製のSPK32型客車

台湾東部の「台東駅」と南部・屏東県の「枋寮駅」を結ぶ南廻線に1日1往復だけ残る「藍皮普快車」。日本からわざわざこの「普快車」に乗るためだけに来台する鉄道ファンもいると聞きつけ、乗ってきました。
台東‐枋寮間上りにするか、下りにするかは、時間表を見て、綺麗な青い東シナ海を見るなら反時計回り枋寮〜台東、夕焼けを見たいなら時計回り台東〜枋寮となるので、ご自身の旅行プランに合わせてチョイスすると良いでしょう。
この「藍皮普快車」は、台湾鐡道が50年以上使用してきた旧型客車。数年前まで車体の老朽化と南廻線の電化工事に伴って廃止する予定でしたが、観光列車として車両存続の声が高まり、修復されることになりました。
「普快車」が廃車になる前に行きたい!と思っていた方も多いと思いますので、これは朗報と言えるでしょう。

出発前に枋寮駅を満喫!

枋寮駅舎内にある蓮霧ベンチ 枋寮駅舎内にある蓮霧ベンチ

今回は、普快車から美しい東シナ海を眺めたいと思い、日中に走る枋寮〜台東の反時計回りを選択。屏東県の枋寮駅から午前10:40に出発します。
枋寮駅は大きな駅ではないので、高雄か屏東辺りで前泊するのがオススメ。屏東駅〜枋寮駅までの区間車から、バナナ畑やマンゴー畑、檳榔畑が広がる景色をゆっくり眺めながら枋寮駅へ向かうのもまた風情があって良いでしょう。
枋寮駅に早めに着いたのなら、駅舎まで足を運んでみましょう。改札の前には、屏東名産のフルーツ・蓮霧をモチーフにした可愛らしいベンチが並びます。中国語でレンウーと呼ばれる赤身がかったフルーツは、みずみずしくシャリシャリた歯ざわりが特徴です。また、改札の脇にある売店には台湾鐡道グッズもズラリ。普快車は車内販売はありませんので、飲物や食べ物を買いたい方は忘れずに購入しておきましょう。
「藍皮普快車」は、しおりサイズの特別切符が販売されている場合があるので、改札口で聞いてみましょう。

トンネルに入ると車内は真っ暗!

普快車の車内様子 普快車の車内様子

普快車は基本、自由席。当日、チケットを買います。平日などは、数人しか乗車しないようですが、海外からの団体客などで人数が多い日も稀にあるようです。ホームに列車が到着したら、海側の席から埋まっていくので、まずは席を確保したいところです。
レトロな車内には、クーラーが無いため、天井には剥き出しの扇風機が並び、窓は全開できるようになっています。真夏は、走り出すまでは少し暑いですが、発車してしまえば、窓からの心地よい自然風を全身に浴びることができるでしょう。
普快車の見所の一つは、「トンネルの多さ」です。長いトンネルから短いトンネルまで、枋寮〜台東間に30個以上はあります。トンネルに入ると最初は電気もないので、車内は真っ暗になります。暫くすると、車掌さんが周ってきて車内に電球をつけてくれ、その後車内電灯も点き出します。この時代に、トンネルで真っ暗な体験ができるのはとても貴重な体験となるでしょう。

台湾の海と山が楽しめる南廻線

普快車から望む東シナ海の絶景 普快車から望む東シナ海の絶景

大武駅を越え、真っ暗なトンネルを抜けると、全開の窓からパッと明るく東シナ海の絶景が見える開放感は、実に贅沢なひととき。さらに、太麻里駅を越えると海辺を離れ少し内陸に。バナナやドランゴンフルーツが実る畑や山側を爽快に走り抜けます。台湾の海と山の素晴らしい景色を眺めていると、不思議とディーゼル機関車の爆音も心地良く聞こえてきます。
さらに、南廻線の職員さんだけが直接線路から直接乗ってくる「枋野信号所」と呼ばれる信号場や、どことなく昭和の雰囲気を残す各駅、台東駅の線路に並ぶ旧国鉄時代を彷彿とさせる貨物列車など、随所に鉄道マニアならずとも興奮できるスポットが目白押し。カメラを手放すことができないでしょう。台東まであっという間の2時間半。贅沢な南廻線の列車の旅をぜひ味わいに行きましょう。

「藍皮普快車」の基本情報

アメリカ製R20型R67牽引車 アメリカ製R20型R67牽引車

■藍皮普快車
枋寮駅:屏東縣枋寮郷枋寮村儲運路18號
台東駅:台東縣台東市岩灣里岩灣路101巷598號
時間:月曜日〜日曜日 10:40発(枋寮〜台東) 16:15発(台東〜枋寮)、定休日なし
※枋寮〜台東の間は、全て各駅停車。
※時刻に関しては、変更することもあるので、要確認。

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/12/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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