日本で見かけるジューススタンド、台湾では?

日本では駅の構内や百貨店の食料品売り場などで見かける、スタンド式のジュースバー。新鮮なフルーツをその場でジューサーにかけたフレッシュジュースはのど越しもよく、ショッピングや通勤の途中、ホッとひと息つける時間をくれたりするものです。そんな乾いたのどを潤してくれるジューススタンドが、台湾にも存在しています。ただ、日本と大きく違うところが。それは、その店舗数の多さとドリンクメニューの多様さです。

台湾の街角のジューススタンドで、自分好みの一杯を 台湾の街角のジューススタンドで、自分好みの一杯を

台湾全土、至る所に店舗を構えるチェーンが

台湾の街を歩くと、目抜き通りや、裏通り、もちろんナイトマーケットにも、ジューススタンドは必ずあります。個人経営の店もありますが、人気のチェーン店が数多くあります。例えば、台湾全土で見かける「50嵐」というジューススタンド。1994年に台南で起業後、瞬く間に店舗数が増加、現在では台湾全土に500件を超える店舗数を誇るという、人気のチェーン店です。このほかにも、看板メニューをもった新しいチェーン店が続々と誕生しています。

主流はテイクアウト

どのスタンドも販売システムはだいたい同じです。好きなドリンクメニューと、「大杯(Lサイズ)」、「中杯(Mサイズ)」、「小杯(Sサイズ)」のサイズを選び、カウンター越しに店員に注文します。価格は安いもので20元(日本円で約80円)ぐらいから高くて60元(約240円)ほど。店舗は注文カウンターとドリンクを調合するキッチンのみで、座席を設けているところはほとんどありません。カップの飲み口をフィルムで密閉してくれるため、その場でストローを突き刺して立ち飲みするか、テイクアウトする人がほとんどです。また、「買10杯外送(10杯購入で配達無料)」、「買5杯送一杯 (5杯購入でさらに1杯おまけ)」などのサービスもあり、職場単位で購入することもあります。

異なる味わいを飲み比べて楽しむ

これらのサービスはさることながら、台湾のジューススタンドに驚かされるのはそのメニューの豊富さです。紅茶(ストレート、ミルクティー)、緑茶(ストレート、レモン風味、梅風味)、中国茶、珈琲、フレッシュジュース、フローズンドリンクなどのベースとなる飲み物に、タピオカやゼリーをトッピングしたり、日本のヤクルトをミックスして酸味を加えたり。日本ではなかなか出会えない、素材のマッチングが生み出すおいしさに驚かされることもあるでしょう。また、台湾発祥の飲み物タピオカミルクティーも、ジューススタンドの定番メニュー。これらのドリンクメニューは、どのスタンドにもほとんど共通しているメニューですが、店舗ごとに微妙に味わいが異なります。同一メニューを飲み比べして、自分好みの一杯を探してみるのも楽しいでしょう。