- 姿ゆうこ
- 台湾在住。東京での長ーいOL生活を経て台湾・台北へ。中国語の習得に四苦八苦しながら、台湾のおいしいものを探して食べ歩きの毎日。時々グルメライターにも変身して活躍している。
出発エリアをに変更しました。
伝統市場では、一山(4〜5個)たったの100元(約360円)で!
台湾と言えば南国、一年中暑いイメージがあるかもしれませんが、日本ほどじゃないにしても四季があり、「旬」の食べ物もあります。今の季節、台湾の旬と言えば、なんといってもマンゴー!
最近日本で話題の宮崎産の「太陽の卵」は目玉が飛び出るほどのお値段ですが、台湾産の「愛文芒果」は逆に目を疑ってしまうほどのリーズナブルさ。しかも、お味の方は、「太陽の卵」に勝るとも劣らない、驚きの旨さなのです。
市場なら、100元(約360円)前後で4〜5個買うことができますが、ホテルで皮をむいて食べるのはちょっと面倒…。そんな旅行者の方にオススメの、おいしいマンゴースィーツを味わえる話題のカフェをご紹介します!
公園のそばにひっそりとあるお店。目印はこの看板
ご紹介するお店は、MRT国父紀念館駅からほど近い「騒豆花」。賑やかな大通りから1本入った公園のそばにある、うっかり見過ごしてしまうほど小じんまりとしたお店です。
「騒豆花」は、店名の通り、「豆花(トウファ)」という大豆で作ったプリンのような台湾伝統のデザートのお店。一般的なお店では、この豆花の上に、煮たピーナッツや小豆、タピオカや芋ダンゴなどをのせて食べるのですが、こちらのお店では、旬のフルーツをのせて食べるという、今までありそうでなかった食べ方を提供。一気に話題の店となりました。
のせるフルーツは、季節によって3種類。1月〜4月はイチゴ、6月〜10月はマンゴー、そして4月〜10月はスイカ。今の季節はマンゴーとスイカの豆花が食べられます。
が、マンゴー嫌いな方じゃないかぎり、オススメは絶対にマンゴー豆花!これを食べるためだけに台湾リピーターになる人もいるほどの旨さなのです〜。
ざっくりカットされた完熟マンゴーにうっとり!
さて、イチオシの「芒果豆花」をいただいてみましょう!
有機大豆で作られたなめらかな豆花の上に、大ぶりにカットされたマンゴーがたっぷり。さらに、プチプチとした食感のタピオカや、マンゴーの旨さが凝縮されたマンゴーピューレもトッピングされています。レンゲですくってほおばると、口にいれた瞬間、あまーいマンゴーの味がぶわっと口中に広がり、ふるふる豆花と一緒にツルンと喉を通っていきます。すぐに飲み込むのがもったいないほどのうまさです!こんな極上のデザートがたったの65元(約240円)で食べられるんだから、台湾ってすばらしい!
もう1つのオススメが「芒果冰騒」。こちらは80元(約290円)。
使っている材料は「芒果豆花」とほとんど同じですが、こちらは太いストローで味わうマンゴードリンク。暑い日に最適、喉越し爽やかな飲むデザートです。
リーズナブルにマンゴーデザートを楽しみたいという方に、ぜひ足を運んでいただきたいお店。あなたもきっと「来年もこの時期台湾に来よう!」と思うはず。
■騒豆花
住所:台北市延吉街131巷26号
電話番号:+886-2-8771-8901(台湾内から:02-8771-8901)
営業時間:12:30〜22:30
定休日:毎週日曜日
アクセス:MRT板南線国父紀念館駅から徒歩5分ほど。1番出口を出て、出口の向きのまま道なりに2〜3分歩き、左手に「ハイライフ」というコンビニエンスストアが見えたら、脇道を左折。更に1〜2分ほど歩くと、左手にあります。「延吉公園」のすぐそば。
※ フルーツ豆花は、その年の天候などによって、提供時期がずれることがありますので、お店に行く前に確認されることをおすすめします。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/07/27)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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