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海外現地発ガイド通信

忠義の精神を表彰し、国のために殉難した烈士を追悼する所「忠烈祠」で歴史を学ぶ


掲載日:2008/01/30 テーマ:歴史 行き先: 台湾 / 台北

タグ: すごい! 寺院 歴史


空気が張り詰める緊張感。歴史の重みを感じます

豪華絢爛な大殿。雄大かつ壮麗な雰囲気は、国のために自己を犠牲にした英雄たちの精神を象徴しています 豪華絢爛な大殿。雄大かつ壮麗な雰囲気は、国のために自己を犠牲にした英雄たちの精神を象徴しています

この 「忠烈祠」 は日本で言えば靖国神社にあたり、大殿、左右の文烈士祠、武烈士祠には、辛亥革命をはじめとする一連の革命、戦争で亡くなった志士・軍人、約33万人の英霊が祀られており、位牌のほか遺品なども並んでいます。大殿の回廊には著名な革命家の胸像と解説文が展示されており、革命と戦いの歴史を知ることができるようになっています。また、1990年代以降になると、著名な政治家や、SARSで殉職した医師や看護婦、殉職した警察官や消防士など国家に貢献した人々の霊も祀られるようになりました。

大門をくぐると、荘厳な空気が漂っています

故宮や圓山大飯店と近いので、セットで観光されると移動もスムーズなので時間のロスが少なくオススメです 故宮や圓山大飯店と近いので、セットで観光されると移動もスムーズなので時間のロスが少なくオススメです

1969年に竣工された忠烈祠は、大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成されています。大門、広場、山門は、白い石がベースのシンプルなデザインで、静かで神聖な雰囲気が漂っています。これとは対照的に大殿や鐘楼は、中国宮殿様式を採用しており、赤い柱と豪華絢爛な彫刻が印象的で、1969年に北京にある故宮の太和殿をまねて作られたそうです。大殿は圧倒されるほどの大きさで、警備に立つ2人の衛兵がおもちゃに見えるほど。どの建物もぴかぴかに磨き上げられており、英霊に対する尊敬の念を感じます。

兵士達の真剣な表情に圧倒され、気づいたら息を止めているかも!?

ガシャン、ガシャン、と軍靴の音が響きます。見事なパフォーマンスに拍手が沸き起こることも ガシャン、ガシャン、と軍靴の音が響きます。見事なパフォーマンスに拍手が沸き起こることも

さて、忠烈祠の衛兵交代ですが、陸、空、海軍(4ヶ月ごとに交代)から選ばれた衛兵が、交代で大門と大殿の守護を担当しています。正時になると5人の隊列を組んだ衛兵が、大門から大殿に向かって行進を開始します。ビシッと制服を着込んだ衛兵が、銃を肩に、一糸乱れぬ様子で行進していく様子は思わず見入ってしまいます。青い制服の兵士は空軍、白い制服の兵士は海軍、グリーンの兵士は陸軍にそれぞれ属しているとのこと。任務に就いたら最後、1時間は微動もできず、まばたきも控えるよう指示されるのだとか。そのためお世話係が側に控え、衛兵の汗を拭いたり制服のしわを直したりしてくれるシステムになっています。いずれの衛兵も各軍から選抜されたエリート達です。台湾に来られたからには一度は見ていただきたい儀式です(台北市内では現在国父紀念館と忠烈祠の2箇所で見学する事ができます)。

【関連情報】

時間があったら衛兵交代の儀式の合間を縫って、レリーフや回廊をご覧になってみてはいかがでしょうか。知らなかった台湾を知るきっかけがあるかもしれません 時間があったら衛兵交代の儀式の合間を縫って、レリーフや回廊をご覧になってみてはいかがでしょうか。知らなかった台湾を知るきっかけがあるかもしれません

■忠烈祠
住所:台北市北安路139號
電話番号:02-2885-4162
時間:9:00-17:00(衛兵交代は午前9時から毎正時に行われます。衛兵交代にかかる時間は約20分です。)
休日:3月29日の青年節と9月3日の軍人節は記念式典のため一般公開無し。式典前日の午後も準備のため一般公開はありません。
拝観料:無料
アクセス:MRT淡水線・圓山駅からタクシーで約5分。バスは21・42・208・213・247・267・287・646・紅2・紅3に乗り、「忠烈祠」で下車。

■参観上の注意
・喫煙、大声でのおしゃべりは禁止されています。
・エリア内では脱帽。乱れた服装や、飲酒をしている人は、入場を断られることがあります。
・写真撮影は自由ですが、衛兵に触ったり話しかけることは禁止。また、隊列の進行を妨害しないようお気をつけください。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/01/30)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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