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海外現地発ガイド通信

初詣は龍山寺


掲載日:2019/02/12 テーマ:観光地・名所 行き先: 台湾 / 台北

タグ: 一度は行きたい 寺院 素晴らしい


台湾で最も歴史のあるお寺 龍山寺

中国宮殿式廟宇建築 中国宮殿式廟宇建築

台湾に20年も住んでいれば、さぞかし何度も訪れたことがあるであろうと思われるが、20年以上前の当時は、龍山寺周辺は陰鬱な雰囲気があり、20代のうら若き乙女には、ちょっと行ってみようかなという気分になる所ではありませんでした。しかし 龍山寺の圧倒的な存在感は今も昔も変わりなく、何かあれば龍山寺に行って「拝拝」してきなさい、と言われたものでした。そんな地元信仰の厚い龍山寺は、台湾で最も古いお寺の一つといわれています。疫病が多く水の環境が大変悪かった台湾は、生きて帰れる人がほとんどいない土地であったことから、移民してきた人たちの願いによって建立されたとしています。
当時の美しい彫刻が施された柱や建築は歴史に価値があり、たとえ信仰深くなくともその建築を見に行く価値があります。
台湾のお寺はお参りの仕方が難しいように思われますが、人の流れについていけばまず間違いありません。例えば、右側龍門から入り左側虎門から出るのが習わしです。人々の流れに逆らわずただついていけばよいのです。

空襲でも守られていた御本尊

本殿の装飾は非常に美術的価値の高いもの 本殿の装飾は非常に美術的価値の高いもの

由緒正しき龍山寺においても、戦火をまのがれることはできませんでした。空襲が続く台北市内は、龍山寺も例外ではありませんでした。
しかし、なぜか御本尊だけは爆撃に合わなかったため、近隣の市民は龍山寺の御本堂に逃げ込んでいたそうです。
沢山の神が祀られている龍山寺ですが、本殿の神々しさは圧巻です。
美しく細工が施された天井はずっと見上げていたいくらいの美しさです。
そして、御本尊の聖観世菩薩さまの神々しさは筆舌に尽くしがたいものがありました。「拝拝」の際には、住所氏名生年月日を伝えましょう。一度行かれた方は再度足を運び、覚えてもらうと、より利益がありそうです。
さて本堂を奥に進むと学問の神さま 文昌帝君さまがいらっしゃいます。
台湾の受験シーズンには合格祈願をしに、沢山の受験生と保護者が訪れます。
そして、一際人だかりがあるのが媽祖神。台湾は福建省からの移民の名残りで続く儒教の影響を受けて媽祖信仰が非常に盛んです。
媽祖さまは、海の神として航海の安全を司っています。
さらに 子宝の神 恋愛の神 商売の神といらっしゃいます。
龍山寺は、信仰の厚い台湾の人たちのパワースポットなのです。

龍山寺はもう一つの占い横町

掠れた木の杯に人々の願いが込められている 掠れた木の杯に人々の願いが込められている

日本のようにお賽銭を入れればでてくるおみくじと違い、台湾式のおみくじは、ちょっと複雑です。ポエと呼ばれる赤い木の杯を地面に落とし、神様におみくじを引いて良いでしょうか?とお伺いを立てます。表と裏が出れば、その願について聞く準備がありますよ、ということになりそこでやっとおみくじを引くことができます。ここでOKがでなければ、おみくじを引くことができません。おみくじを引いたのち、再度ポエでこの番号で良いですか?とお伺いを立てて、表と裏がでればそれで良いということになり、おみくじをもらうことができます。これは3回まで引くチャンスがあるそうです。なんとも長い道のりです。
境内には真剣に神様にお伺いを立てている方をたくさんお見かけします。さらに、もっと深く占いたい人には地下鉄の龍山寺駅構内に占い横町があります。行天宮のそれより明るいですが、人通りが少ないのでどこが良いのか、なかなかわかりにくいのが難点ですが、日本語ができる占い師も結構いるので、運だめしがてらに観てもらうのも面白いです。

龍山寺近辺は再開発スポット

趣がある街並みが再現されています 趣がある街並みが再現されています

かつての龍山寺近辺は、近寄り難いどんよりとした風景が広がる地区でした。台北の開発が中山北路より東に広がっていったこともあり、最も西の萬華地区は開発が遅れていました。ところが、近年のリノベーションブームにより、台湾中で、日本統治時代の家屋をリノベーションして新しいお店にする事業が拡大し、萬華地区の開発が一気に進みました。そのおかげもあり、世界各国からの萬華地区にも外国人が集まるようになりました。オシャレで素敵なカフェや、文化スポットなども点在し、地元の若者の多くが集まる地区に変貌しつつあるのも最近の流れです。例えば剥皮寮歴史街。かつて栄えた龍山寺のある萬華区に残る歴史的産物を展示しています。広大な敷地は日本統治時代には小学校として使われていたそうです。古い建築をそのまま残してリノベーションされた館内は、その場にいるだけでタイムスリップしたかのような気分になり、テンションが上がります。入場無料なのでぜひ見学にいってみてください。

中華風アフタヌーンティー

中華菓子のアフタヌーンティーが新しい 中華菓子のアフタヌーンティーが新しい

今をときめく、萬華地区に新しい文化の複合施設が出来ました。その名も新富町文化市場です。アートやスクールなど、教育や食の文化をコンセプトに作られた文化施設です。
白い壁に天井から光が降り注ぐお洒落な空間の馬蹄形の建物が、とても80年も前に建てられたものとは思えません。ここはその昔市場として活用されていたところではありましたが、街の老朽化と衰退とともに寂れていったのでした。
ところが、台湾全体のリノベーション活動によって息を吹き返した新富町文化市場は、休日ともなると若者のイベントがひっきりなしに続く、人気のスポットになったのです。隣接する日本家屋のカフェ合興 八十八亭は今やインスタ映えのスポットとして大人気になっています。ほっこりとした優しい甘さの中華菓子が売りの店内でアフタヌーンティーもできるのが魅力です。ケーキでなくて中華菓子というのが嬉しいです。
かつての古くて暗い萬華地区が華やかさを取り戻していくのも、そう遠い未来のことではないかもしれません。
そんなこれからの萬華地区は今台北観光で一番ホットな場所です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/02/12)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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