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海外現地発ガイド通信

大同電鍋が今、熱い家電に


掲載日:2019/09/30 テーマ:ショッピング 行き先: 台湾 / 台北

タグ: おいしい かわいい すごい! たのしい 素晴らしい 欲しい


大同電鍋ってなに

オリジナルは白。東芝の炊飯器の技術とみかけをそのままいただいたものと言われている。 オリジナルは白。東芝の炊飯器の技術とみかけをそのままいただいたものと言われている。

台湾家庭の一家に一台は必ずあると言われている大同電鍋。大同は、台湾で唯一の創業100年を誇る電気メーカー。台湾の家事に革命をもたらした大同電鍋は、国民に最も愛されている家電といっても過言ではない。今では大同は、多岐に渡った経営をしている、コンツェルンのような存在である。
敗戦後、台湾を統治していた日本が撤退して、国民党の支配になった台湾は、まだまだ軍事色も強く、経済発展は遅れていた。多くの金持ち達は、海外に移住する者が増えていった。1960年に販売された電気鍋は、当時の主婦にとっては憧れの魔法の調理器具であった。そのため海外移住組も必ず持参したと言われている。
電鍋はそもそも炊飯器として販売されたものである。したがって今でも多くの家庭では、炊飯器として利用している。 台湾の主婦は料理をあまりしないのではないかと言われることもあるが、ご飯は、炊くのである。

大同電鍋ってどうやって使うの

レストランでもオブジェのように使える レストランでもオブジェのように使える

今から約60年前に販売してから、今だに台湾家庭に愛されているお化け家電、大同電気鍋。色のバリエーションも増え、その使い方はいたってシンプルで、耐久性もバッチリ。作りがシンプルに加えスイッチ一つで故障も少なく、台湾の人々が好むのも納得。
その使い方といえば、スイッチを入れて鍋に水を加えると鍋自体が熱くなり、入れた水の蒸気の熱によって調理するという代物。蒸し料理はもちろん、煮込み料理に適している。濡れたタオルの上にゆで卵を置けば、それだけでゆで卵ができてしまうのだから、魔法の調理器具と言われても納得だろう。実物を見たことがない方もいると思うが、台湾のコンビニエンスストアに行けば、茶卵を売っているのを目にするであろう。その茶卵を調理しているのがまさに大同電気鍋である。
本屋さんの料理コーナーに行けば、沢山の電鍋料理本が売っているが、台湾の人にとっては、特に工夫をして使うものではないのか、凝った使い方をしている方は見受けられない。最も一般的な使い方は炊飯器としてであり、緑豆や紅豆を煮るのに使ったりしている 。非常に地味な存在なのである。

レトロな外観に火がついた

便利な高蓋これで調理が一気にできる 便利な高蓋これで調理が一気にできる

昨年あたりから、日本では昨今の台湾ブームに乗って、その存在に注目が集まるようになった。多くの主婦雑誌で取り上げられて、調理方法が紹介されるようになると、地上波のテレビでも話題に上げられるようになり、今ではそのブームに乗っかって、料理研究家と称する方々の出版が相次ぐ。
無論、日本の愛好者の間ではそれを喜ぶ声も多い。本国台湾ではそんなブームになっているとはつゆ知らず、相変わらず普通の使われ方をしている。なんせ10年20年余裕で使えるのだから、おばあちゃんの時代からずっと使っているものなので致し方ない。
そんな大同電鍋の便利な道具を紹介しよう。熱い蒸気で蒸すという単純料理方法故に開発された、重ね料理。この重ねて蒸すという画期的な方法により、同時に2品3品作れてしまうというもの。
例えば、1段目で汁物、2段目で蒸し肉などが作れるのである。
蒸すことによって、野菜自体に甘さがまし塩だけでも美味しく仕上がってしまうのである。

超絶簡単なレシピ

キャベツの甘さが美味しい キャベツの甘さが美味しい

蒸すだけで本当に美味しくなるのかしら、と疑うそこのあなた。
こんな簡単にできる、という一品をぜひご紹介させていただきたい。
どこにでもある材料ですぐできるのである。
電気鍋を購入すると付いてくる内鍋にキャベツを半分ざっくり切って入れる。
そこに豚のバラ肉をお好みの量 で1パック、2パック入れる。
塩を小さじ2くらい入れてコップ1杯分の水を内鍋の外に入れる。
鍋自体には水は入れません。
水1杯は約20分の蒸し時間なので、スイッチが上がったのち、まだできていなければさらに水を外側に入れるだけ。
出来上がった豚キャベツは、キャベツの甘みが凝縮していて本当に美味しい。これをポン酢などでいただくと、甘みと塩気とレモンの酸味が加わって、深い美味しさになる。さらに、これに汁物とお漬物をつければ、美味しい食事の出来上がり。又、カレーなどの煮込みはカレールー以外の材料を入れるだけで美味しく出来上がる。
1杯約20分という加熱時間を覚えれば、材料を鍋に入れるだけで出来上がる。料理が苦手な人でも、美味しく出来上がるのである。これはもう買うしかないかも。

高齢化が進む現代に最適の調理器具

台湾のスーパーで手に入る食材 台湾のスーパーで手に入る食材

日本でも高齢化と少子化がすすみ、一人暮らしをする老人が増えている。火を使わない電気調理器は、一人暮らしの老人にも最適です。コンビニのおかずでも、蒸して温めれば、美味しく仕上げられる。少人数で暮らしている人も、大人数で暮らしている人も使える、振り幅の多い電気調理器。
大同電鍋に代わるものは色々売っているが、単純な操作と故障がほとんどない調理器具は、日本だけではなく、世界中で愛されるのではないかと筆者は思っている。
台湾の人々から60年も愛され続け、さらに日本でも火がついて広がりを見せている。こんな珍しい調理器も、なかなかないのではないだろうか。今後の電鍋の発展を見続けたいと思う。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/09/30)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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