お土産の定番「台湾茶」ですが……

台湾茶は、中国大陸の中国茶とはちがう、独自の発展を遂げたお茶です。茶藝館と呼ばれる現地の茶店でゆったり楽しむのもいいし、軽く持ち運びやすいので、お土産にするのもおすすめです。しかし、私はある台湾人にこう言われたことがあります。「いいですか、台湾へ行ったら、お土産にお茶を買ってはいけませんよ!」そのときは台湾へ行ったことがなかったので、その発言を意外に感じただけでしたが、彼が言いたかったことは「旅行者向けに大して価値の高くない茶葉を高い値段で売っている」ということなのでしょう。

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峰圃茶荘で初めて知った、真のおいしさ

初・台湾のDFSで買った凍頂烏龍茶は、ちっともおいしくなくてがっかりでした。たしかにパッケージだけが立派で、さほどの品質でもないものもあるのだと知りました。しかし、そのあとで日本人にも絶大な人気を誇るティーショップへ行ってみて、やっと台湾茶のおいしさがわかりました。そのお店は、「峰圃茶荘(フォンプウチャアヂュアン)」。1883年創業という老舗です。場所は台北市漢口街一段で、台北駅からなら徒歩5分ほどです。

会長さんの健康そうな様子がクオリティーの証!

こちらの名物会長である蒋さんは80歳を超えているとはとうてい信じられない若々しさ! 血色の良いお肌はつるつる、背筋はしゃんと伸びて、しかもユーモアあふれる日本語は完璧です。「お茶を毎日飲むことが健康の秘訣ですよ!」とおっしゃる会長さんを一目見れば、お茶の効能を信じられる気持ちになってきます。

店内に並んだグッズも秀逸です

こちらのお店のよさは、クオリティーが高いことはもちろんですが、さまざまなニーズに対応していることです。お土産用には化粧箱入り、気軽に淹れるならティーバッグ。お茶請けのお菓子や、台湾茶を楽しむのに最適な茶器のセットも販売されています。私は、とくにこちらの「マイタケチップス」の大ファンです。乾燥した舞茸をからっと揚げてあり、見た目は奇妙ですが食べ始めたら手が止まりません。塩味・胡椒味・わさび味があり、私はプレーンな塩味が好みです。ちょっとかさばりますが是非お茶と一緒にどうぞ。

日本からの注文もできますよ!

日本でこちらのお茶をまた飲みたいと思ったら、メールやFAXで注文することもできるのです。支払いにはクレジットカードを使えます。これならかさばるマイタケチップスも、心置きなく買えますね(チップスに執着してしまいますがそれくらいおいしいので)。とはいえ、もちろん店舗で会長や社長夫妻と話しながら買い求めるのが一番。旅の思い出にもなります。価格は良心的ですし、お腹いっぱいになるほど試飲させてもらって、無理に高級品を押し付けられることはありません。「お茶なんてどこで買っても同じ」なんて思わずに、心ゆくまで飲み比べてみてください。