台湾と中国の精進料理のお店の違いとは?

たまにしか食べないのでベジタリアンの料理や精進料理って、特別な感じがします。私はもともとが大の肉好きなだけに、精進料理って、どうしても肉も使った料理に比べて、味は劣るというイメージを消せません。中国や台湾にも精進料理はあります。上海なら湯葉を醤油で甘く煮込んで鶏肉に似せたり、小さく切った、しいたけの醤油煮込みを肉みそ風にしたりします。中国の場合、精進料理のレストランは、庶民的というよりちょっと高めです。台湾に行くと、精進料理が中国よりももっと身近になります。レストランもありますが、食堂やファーストフード店のようなところで食べられるんですよ。

三来素食館はとにかくおいしくて種類が豊富。なかなか選べません! 三来素食館はとにかくおいしくて種類が豊富。なかなか選べません!

台湾でよく目にする「自助餐」には二つの意味がある!

台湾では、精進料理のことを「素食」と言います。台湾の素食のお店は、中国と違い、レストランでも食堂でも「自助餐」がほとんどです。「自助餐」は、自分で好きな料理を好きなだけ選べるスタイルのことをさしますが、料金のきめ方は2種類に分かれています。自助餐の火鍋屋さんなら、時間で料金が決まっているので、具は選び放題で、時間内なら同じ料金です。素食のお店の場合は、好きな料理を好きなだけ選べますが、時間は関係ありません。選んだ料理の重さで値段が決まります。

素食のお店にまずは、行ってみましょう!

では、素食のお店に行ってみましょう。テイクアウトもできますが、お店に入ると、まずはトレーをとります。あとはずら〜っと並んだ野菜のおかずから好きなものを選んでいきます。おかずは、春巻、青梗菜にシイタケの肉みそ風をかけたもの、麻婆豆腐、ナスの素揚げなどなど、軽く20種類以上はあります。台湾名物の「金瓜米粉」と呼ばれるかぼちゃ入りのビーフン炒めなどは、単品料理扱いです。単品料理は重さではなく、単価が決まっています。

台北車站から徒歩で行けるおすすめのお店

おかずを選び終わると、レジに行き、重さを量ってもらい、料金が決まります。単品料理を選ぶと、その分プラスされます。おかず代を払えば、ごはんは無料というお店もあります。さて、お味は、さすが素食が特別ではない台湾です。しっかい濃い目の味付けなので、精進料理にありがちな物足りなさはありません。それでいて食後のおなかが軽い。文句なし! 日本人旅行者が必ず通ると言ってもいい台北車站から歩いて行けるところなら「三来素食館(武昌街一段23号)」がおすすめです。市場に近い庶民的なお店で、日本人がイメージする精進料理のお店とは全然違います。健康的で美味しい台湾の素食は、試してみる価値がありますよ!