今やすっかり台湾名物の小籠包子!

日本人には小籠包子が大人気です。台湾に行ったら、絶対、食べたいものであることは間違いなしです。極薄の生地の中に入った肉汁たっぷりの小籠包子は、何回食べてもおいしい。台北の元祖小籠包子と言おうか、おいしい小籠包子で名を馳せたのは永康街の「鼎泰豊」です。いつ行っても、お店の前は、席が空くのを待っている日本人でごった返しています。今では日本人は、すっかり台北の小籠包子通になり、台湾のガイドブックには、小籠包子の特集記事が載っているのが当たり前になりました。

台北の朝ごはん食堂で小籠包子を食べてみよう!

小籠包子って、鼎泰豊のようなレストランで食べると、けっこうお高い。私は一人旅なので、一人でレストランに行き、せいろ一段分を食べたら、かなりおなかいっぱいです。それにたった1品しか注文しないのもかっこ悪い。というわけで最近は朝ごはんに小籠包子を食べています。小籠包子の本場上海では小籠包子は朝ごはんの一種です。台湾でも朝ごはん食堂に行けば、小籠包子はあるんですよ。朝ごはん食堂とは、「永和豆漿大王」や「四海豆漿大王」のような豆乳や饅頭(蒸しパン)など朝ごはん向きの食べ物を扱っている食堂です。ここで小籠包子を食べると安くて、なかなかいけます。

四海豆漿大王の小籠包子。4個で注文するとお皿で出てくる。小籠包子はせいろが重要。やはりせいろ一段分を注文するのがいい 四海豆漿大王の小籠包子。4個で注文するとお皿で出てくる。小籠包子はせいろが重要。やはりせいろ一段分を注文するのがいい

小籠包子の本場、上海では「南翔饅頭店」に行ってみよう!

朝ごはん食堂の小籠包子は、十分おいしいのですが、鼎泰豊と比較してみると、やはり負けています。生地もやや厚め。台北の小籠包子はレストランのものは有名ですが、朝ごはん向きの食堂以外では、なかなか出会えません。上海では、小籠包子と言えば、豫園の「南翔饅頭店」です。今では階によって、お値段は違いますが、もとは食堂なので値段もそれなりです。上海には他にも「富春小籠」のように小籠包子がおいしい食堂が少なくありません。近所の人しか行かないような路地の食堂にも小籠包子があり、しかもそれがとっても美味しい。

南翔饅頭店の小籠包子。1階で注文すると発泡スチロールの容器で出てくるテイクアウト専門になる。2階以上で注文するのがいい 南翔饅頭店の小籠包子。1階で注文すると発泡スチロールの容器で出てくるテイクアウト専門になる。2階以上で注文するのがいい

上海と台北では、小籠包子はこんなに違う!

上海では小籠包子って、台北に比べると、ずっと庶民的なものです。しかも食堂でハイレベルなものが食べられます。ちょっと甘い味付けを好む上海らしく肉汁がやや甘いものもありますが、生姜を入れた酢につけて食べるとさっぱりおいしい。お箸で持ち上げると、スープの重みで破れそうな極薄生地も食堂のものとは思えない。お店の雰囲気は殺伐としたものですが、上海の小籠包子の味は、台北のものに負けていません。小籠包子好きなら上海に行ってみませんか? きっと路地裏の名店が見つかるはずです!

路地の食堂の小籠包子なのに、こんなに生地が薄い! ただし、このレベルの小籠包子が食べられるのは上海だけ。その他の省で食べると、肉まんのような小籠包子が出てくることがよくある 路地の食堂の小籠包子なのに、こんなに生地が薄い! ただし、このレベルの小籠包子が食べられるのは上海だけ。その他の省で食べると、肉まんのような小籠包子が出てくることがよくある