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台北のおいしい朝ごはん(その3)「店の広さはわずか1坪。狭小屋台でも大丈夫」


掲載日:2017/03/22 テーマ:グルメ 行き先: 台湾 / 台北

タグ: おいしい たのしい 安い 一度は行きたい 屋台 朝食 名物


MRT龍山寺駅そばの胡椒餅屋さん

わずか1坪の胡椒餅屋さん わずか1坪の胡椒餅屋さん

「台北のおいしい朝ごはん」その2からの続きです。何気に通りがかった朝のこと。その店は、MRT龍山寺駅のすぐそばにありました。店の大きさは一坪ほどしかありません。釜を路上に出して、そこで胡椒餅(フーチャオビン)を焼き、商売しているのです。親父さんが釜に胡椒餅を貼りつけていました。下では炭がこうこうと燃えています。見るからにうまそう。胡椒餅とは、もともと大陸の福建省の料理で、葱と豚肉を醤油で煮込んだものを中に詰めたパンです。台北市内にはあちらこちらで「胡椒餅」の看板を見かけますが、まずハズレはありません。店の隣は三明治(サンドイッチ)屋さんです。若い女性の勤め人らしき人たちが、注文してはテイクアウトしていました。サンドイッチもうまそうですが、やはり胡椒餅がいいと思って注文すると、「あと20分かかるよ」と親父さんは日本語で言いました。台湾は、日本語を話せる年配の人が多く、また話したがる感じがとても面白いです。

時間つぶしに龍山寺へ

そろそろ胡椒餅が焼き上がるかな? そろそろ胡椒餅が焼き上がるかな?

しょうがないので、近くに龍山寺でお参りすることにしました。台湾きっての名刹です。朝から近所の人たちでにぎわっています。観音様を中心に、海の守り神である媽祖様や、学問の神様の文昌帝様、恋愛の神様の月老神君など多くの神様が祀られています。まずは入口で線香セットを購入、本殿に入ったら火をつけて、名前、生年月日、住所を告げて願い事をします。これが「拝拝(ばいばい)」です。日本語を話せるボランティアガイドの方が、丁寧に説明してくれます。さらに奥に入ると、おみくじがあります。まずは赤い木片を二つ手の中に入れて、名前、生年月日、住所を告げます。そして木片を床に落とします。二つの木片が表と裏になるまで何度も落とします。そうしてようやく竹の籤(くじ)を引くのです。引いたら次に、この籤でいいのか、さらに木片を落とします。ガイドさんが案内してくれるので、心強いです。

ふたたび胡椒餅

焼き上がった胡椒餅 焼き上がった胡椒餅

おみくじは、籤の番号のある引き出しを開けて取り出すと、解説してくれるブースに向かいます。そして具体的な、たとえば「何月何日にアメリカに行くが、行ってもいいか」とか聞くのだそうです。何にも考えていなかったので、聞くこともなく、おわってしまいました。若い女性は、月下神君でお参りし、赤い糸をもらって、財布などに入れておくのが人気だそうです。さすがに20分は経ったでしょう。胡椒餅屋さんに戻ります。親父さんが開口一番「焼けてるよ」と日本語で言って1個釜から取り出してくれました。歩道の上にあるテーブル席に座っていただきます。そりゃもう、熱いの何のって。フハフハ言いながら、端のほうから食べて行きます。小麦の香ばしいにおいが口から鼻に抜けて行きます。やがて肉と葱の餡に到達。絶妙のうまさです。親父さんは、僕が食べる姿をニコニコしながら見ていました。(その4へ続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/03/22)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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