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どっちも美味しい! 台湾の「冷麺」と中国の「涼麺」


掲載日:2020/09/28 テーマ:グルメ 行き先: 台湾 / 台北

タグ: おいしい グルメ 安い 辛い 麺類


中国や台湾で見つけられない日本風の冷麺

遼寧省瀋陽で食べた朝鮮料理の冷麺。さっぱり冷たいスープが美味しい 遼寧省瀋陽で食べた朝鮮料理の冷麺。さっぱり冷たいスープが美味しい

刺すような太陽の光と地面から上がる熱気。夏の中国と台湾旅行は昼間の暑さがこたえます。そんな時、昼ごはんにふっと食べたくなるのは、冷麺です。酸味がきいた冷たいスープが美味しい日本風の冷麺を食べると、暑さも吹き飛びます。しかし、この冷麺を中国や台湾で探すのは、かなり難しい。どちらも麺類が豊富な国なので、よく似た名前の麺がありますが、日本風の冷麺ではありません。中国では北京や遼寧省などの東北地方に行くと、少数民族の朝鮮族が開いた朝鮮料理のレストランがあります。そこでは韓国の冷麺と同じ冷麺を食べることができます。じゃがいもでんぷんで作ったゴムのような麺とすっきり冷たいスープに入ったまさに韓国冷麺です。しかし、北京や東北地方以外の中国では、「冷麺」の二文字すら目につきません。目にするのは「涼麺」の二文字です。

日本人のイメージとは異なる中国の「涼麺」とは?

北京の夏の風物詩と言ってもいい涼麺。食堂に涼麺が食べられるようになると、夏がやってきた証拠 北京の夏の風物詩と言ってもいい涼麺。食堂に涼麺が食べられるようになると、夏がやってきた証拠

涼麺は、中国全土にあると言ってもいいぐらいポピュラーな麺です。あまりにも広い範囲に広まっているので、地方によって見た目も味付けもことなります。中国旅行中、この「涼麺」の二文字に騙されたと感じる日本人は少なくない気がします。日本人が涼麺の文字を見て注文すると、出てきた涼麺に衝撃を受けるでしょう。汁がない! しかも麺は常温。中国では涼麺と言えば、常温の汁なし麺です。北京なら涼麺には必ずきゅうりが添えられています。ゴマダレベースのタレをかけて食べます。黄醤とよばれる八丁味噌に似た、ややしょっぱいみそがきいたタレは、まろやかなピリ辛味。麺とゴマダレの組み合わせには、はずれがないことを確信させてくれる味です。

台湾に冷麺や涼麺を伝えた人々

台北で人気の偉富麺館の冷麺。北京の涼麺にそっくりだが、北京のものと違い、ピーナッツソースを使った上海風?の味付け 台北で人気の偉富麺館の冷麺。北京の涼麺にそっくりだが、北京のものと違い、ピーナッツソースを使った上海風?の味付け

台湾には「冷麺」と「涼麺」の両方があります。冷麺と言っても、韓国の冷麺とも日本の冷麺とも違います。台湾の冷麺も涼麺も汁なしの混ぜ麺です。どちらもきゅうりやゴマダレを使ったものが多く、中国の涼麺にそっくり。それもそのはず、台湾の冷麺も涼麺も中国からやってきた外省人と呼ばれる中国人が伝えた食です。1945〜1955年にかけて大陸での権力闘争に敗れた蒋介石率いる国民党軍とその関係者が台湾にやってきました。もともと住んでいた台湾人の食文化に日本の食文化が加わり、さらに大陸各地の食文化が加わりました。涼麺と冷麺と言う二つの呼び方があるのも、日本と中国の二つの国の食文化があるからだと思われます。

中国や台湾の涼麺や冷麺とよくあう味付け

中国東北地方で見かける冷麺のお店は、どこも朝鮮料理のお店。朝鮮族が多く住む地区なので、美味しい朝鮮風の冷麺が食べられる 中国東北地方で見かける冷麺のお店は、どこも朝鮮料理のお店。朝鮮族が多く住む地区なので、美味しい朝鮮風の冷麺が食べられる

中国の涼麺、台湾の涼麺と冷麺、どれも辣油やゴマダレを使った味付けです。上海のようにゴマダレの代わりにピーナッツソースを使っているところもあります。汁なしの混ぜ麺には、ピーナッツソースもよくあいます。麺は、中国でも台湾でも切り麺ではなく、タレとからみやすい細麺を使います。味に奥行きがでるゴマダレやピーナッツソースを加えた涼麺と冷麺には、はずれはありません。「思っていた冷麺とは違う」かもしれませんが、暑い季節に中国や台湾に行った時は、積極的に涼麺や冷麺を食べてみませんか! まろやかな辛味が美味しい混ぜ麺の意外な美味しさに目覚めますよ。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/09/28)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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