ツアーも航空運賃も高いが、この時期しか行けない年末年始

「休みの関係で年末年始ぐらいしか海外旅行できない」という方も、かなりいると思います。とくに12月24日のクリスマス前後からは、赴任先から帰国する駐在員やその家族、観光旅行に行く人やらで、飛行機はかなりの混雑。航空運賃もその2週間前の2倍ぐらいに値上がりすることも少なくありません。さて、そんな訳で、航空運賃もツアー代金もわざわざ高い時期に行き、海外でニューイヤーを過ごすのですから、失敗はしたくないですよね。そこで、今回は海外のニューイヤー(元日)事情を、ざっくりとですが述べてみたいと思います。

世界のニューイヤー〜日本ほどは盛り上がっていない? 海外のお正月はどんな感じ? 世界のニューイヤー〜日本ほどは盛り上がっていない? 海外のお正月はどんな感じ?

欧米諸国のニューイヤーはクリスマス疲れ?

まず、第一に「たいていの国の正月は、日本ほど盛り上がっていない」ということ。ヨーロッパやアメリカなど、キリスト教徒が多い欧米諸国では、その前の週のクリスマスのほうが休暇のメインです。なので、欧米諸国では1月1日は休日ですが、2日からふつうに出社と、ニューイヤーの余韻はほぼありません。そしてセールも次の週とまだ始まっておらず、町はクリスマス疲れか何となく静かです。博物館や美術館などの施設は、1/1は休みの所が多いですが、なかには午後から開く所もあります。どのみち、前夜のカウントダウンで夜更かししている人が多いので、元日はスロースタートですよ。カウントダウンも、その国の首都クラスでなければ、あまり町に繰り出して大騒ぎという感じではないでしょうね。

インドのニューイヤーは?

非キリスト教圏ではどうでしょう。その宗教の祭りや旧暦の正月が、日本でいう“お正月”になります。つまり大型連休になり、都会に働きにきている人が帰省するシーズンですね。たとえばインドでは、ディワーリーがその“お正月”にあたり、10月末から11月にかけての移動祝祭日になります。1/1のほうは官公庁や会社は休みかもしれませんが、ちょうど冬の観光シーズンということもあり、観光地や商店は“ほぼ”通常営業。なので観光に支障はないでしょう。ただし、正月気分は味わえませんが…。

イスラム圏のニューイヤーは?

イスラム圏も同様で、こちらは断食明けの大祭(レバラン)が日本の正月みたいなものになります(これも移動祝祭日)。断食明けのごちそうは家族で食べるので、その前が帰省ラッシュです。1/1は休日で大晦日にカウントダウンなどはするところもありますが、それほど盛り上がるものではありません。なので、1/1は博物館などの施設は休みになると思いますが、観光地は開いていると思います。

中国、台湾…。中華圏のニューイヤーは?

それでは中華圏はどうでしょう? 中国人にとって正月といえば春節(旧正月)なので、正月らしい雰囲気はそちらで。中国や台湾の元日は祝日ですが、2016年は金土日になるため3日までは三連休です。なので、いつもよりはにぎわうでしょうね。カウントダウンで有名な台北の101は、2015〜2016の花火の長さは「238秒」と決まったそうです(笑)。約4分。楽しみですね。まあ、あとは、いっそのこと、正月らしさがないビーチリゾートで過ごすと言うのも手ですよ。無理して観光しないで、のんびり過ごすのも正月らしいでしょう。その際は、国際放送で「紅白」が見られると、正月気分が味わえるかもしれません(笑)