観光地ばかりじゃない旅の楽しみ

外国に行ったらガイドブックを頼りに観光地を巡るのは旅の醍醐味ですが、あえて人々が集まる見どころには行かず、まるでその土地に暮らしているかのように過ごしてみるのも楽しいものです。例えば何でもない路地を歩いてみたり、何気ないカフェに入って時間を過ごしてみたり、市場やスーパーマーケットへ行くのもいいかもしれません。

注目のセレクトショップが集結する台湾の人気書店 注目のセレクトショップが集結する台湾の人気書店

人々の生活に潤いを与える書店

そんな暮らすように旅してみたい方におすすめなのが台湾のブックストア「Eslite 誠品」。台湾全土に多くの店舗をもつこの「Eslite 誠品」は、誠品書店の名で人々に親しまれ、スッキリと居心地のいいデザインの店内には、一般書や各種分野の専門書籍を中心に、音楽CDや映画のDVD、インテリア、アートや食に関する現代人の生活に潤いを与える品々ばかりが揃っています。ここで台北にある3店舗をご紹介していきましょう。

24時間本が楽しめるところ

1989年設立一号店となった「誠品 敦南店」は、書店には珍しい24時間営業の店舗。台湾の書店は店内の空いたスペースに腰をかけるなどして、書籍をゆっくり吟味することにもおおらかです。そのため休日前ともなると、深夜になってもまったりと本を楽しむ台北っ子達の様子が見られます。自分もその中に交じって時を過ごせば、台湾ライフをより身近に感じる事ができるかもしれません。また、「誠品 信義店」は、台湾の超高層ビル「台湾101」と同じ信義エリアに位置するため、店内にあるカフェからは巨大な101が間近に望め、お茶と本、そして観光スポットも同時に楽しめるという贅沢な時間が過ごせます。

茶文化を紹介するセレクトショップ

そして、2013年にオープンしたばかりの「誠品 松菸店」は、書店の概念をくつがえす大規模店舗です。1937年建築の煙草工場の跡地に建設され、リノベーションされたかつての建物や緑におおわれた蓮池はそのままに、新たに映画館、劇場を有する店舗を建設。将来的には同建物内に宿泊施設もオープン予定の複合施設です。この松山文創園区と呼ばれる、広々とした都会のオアシス的な園内では、地元の人々が思い思いに寛いでいます。また、店内には書籍以外にも、台湾ならではの茶文化を紹介するセレクトショップが集結しているので、カフェでの休憩はもちろん、台湾土産を探すのにも大変便利です。台湾の人々の生活に密着し、文化の発信地ともいえる誠品書店は、観光地とはまた違った角度から台湾を理解するのにふさわしいスポットといえるでしょう。