食べ歩きはバラエティーに富んでいます!

私と娘も、いくつか食べ歩きをしてみることにします。まずは1980年創業という老舗店「王記 青蛙下蛋」へ。名物の「檸檬愛玉冰」をいただきます。「愛玉」という植物のゼリーとレモンシロップのおやつは、とてもさわやかな味。しかしこの日はとても寒かったのが少し残念でした。暑い日ほどおいしいでしょうね。あちこちの屋台で見かけた「いちごの飴がけ」は、串に4個ほどいちごを刺し、飴をかけて冷やしたもので、味は“見たとおり”ですがパリパリした食感がおいしいです。ただし、いちごの新鮮さがすれすれで、少しだけお腹が心配になりましたが。大人気店「豪大大雞排」は、薄く伸ばした特大のフライドチキン専門店。たった3人で、大行列を信じられないスピードでさばきます。おいしいけれどあまりにも大きい! 完食したければお腹を空かせていくか、人と分け合いましょう。

「檸檬愛玉冰」は見たとおりのさわやかな味! 「檸檬愛玉冰」は見たとおりのさわやかな味!

童心に帰ってエビ釣りを楽しむ!

娘はエビ釣り屋台にもトライしました。釣ったエビはその場で焼いて食べられるというのですが、とうてい食べる気にはなれない、ぐったりしたエビたちです……。そもそもエビの放されている水からしてすでに変な匂いを発しています。けれどもそんな私の心配をよそに、観光客はとっても盛り上がっていて楽しそう! 釣り針を真剣なまなざしで見つめ、釣れるとワアーッと歓声が上がります。本気で“食べたいから”というより、釣りをするゲームに夢中なんですね。童心に帰って遊んでいる人々の様子が印象的でした。

やっぱりここが台湾観光の花形

そう、ふだんのオトナの自分は忘れて速やかに童心に帰ってしまうことが、夜市を楽しめる秘訣。娘と周りの観光客に、それを教わったような気がします。そしてお腹を空かせて、小吃(シャオチー。おやつのように食べるちょっとした料理)をあれこれ試してみてください。ただし、「やっぱりオトナだからビールとともに料理を楽しみたい」という人は、あらかじめコンビニなどでビールを買っていきましょう。夜市の中にビールを置いているお店は少ないのです。酒類の持ち込みは自由なのでご安心を。地元の人も観光客のオトナも子供も、みんなが楽しめる士林観光夜市は、台北観光の花形です。