「W(ダブリュ)ホテル」をご存じですか

海外旅行でのホテル選びのポイントは、人によってそれぞれ。私は「そのホテルに泊まること自体が、旅行の中で大きな目的となりえる」ことに重点を置いて、ホテルを選んでいます。今回は、台湾の首都、台北にある高級ホテル「W(ダブリュ)台北」をご紹介します。ここはまさしく「ホテルそのものが旅の目的」となる、個性的なホテルなのです!

W台北のエントランスは銀の鎖が目印 W台北のエントランスは銀の鎖が目印

日本には一軒もないWホテルも台北なら身近!

「シェラトン」や「ウェスティン」で知られるホテルチェーンの「スターウッド・ホテル&リゾート」グループの一部門である「W(ダブリュ)・ホテルズ」。非日常的な時間と空間を提供する、デザイン性の高さが特徴です。香港、シンガポール、バンコク、ソウルなどのアジア圏にも展開していますが、残念ながら、2015年現在、日本国内には一軒もWホテルがありません。「W台北」は、日本から最も行きやすいWホテルの一つといえますね。ちなみに「W」という名前には、「Whatever/Whenever(お望みの物を/お望みの時に)」という意味が込められているそうですよ。

立地抜群、独特のノリも楽しい!

W台北は、2011年、信義区にオープンしました。最寄駅はMRT市政府駅。デパートの「統一阪急」の上層階に位置しています。駅から徒歩3分、台北101にも近く、隣には台湾を代表する大型書店「誠品書店」があるという最高の立地です。広々としたエントランスは、ホテルというより現代アートの美術館か何かのような空間。ここにはフロントはなく、コンシェルジュデスクがあるのみです。ちなみに、「コンシェルジュデスク」のことは、「WHATEVER」と呼ぶんですよ。他にも、プールのことは「WET」、フィットネスジムは「SWEAT」などなど、Wホテルならではの、ひねりのきいた独自の呼び方をするので、早めに慣れましょう!

隅から隅までカッコいいホテルに来たら、そのノリに乗らなきゃ損!

未来的なデザインのエレベーターでフロントへ(フロントデスクのことは「WELCOME」と呼びます)。クラブミュージックが流れ、若いホテルマンが颯爽と働いています。自分たちの動きがカッコイイ空間を引き立てていることをよくわかっているのですね。ファニチャー、照明器具、ところどころに配置されたオブジェなど、細部に至るまでとにかくとことんスタイリッシュに、非日常的にという強靭なコンセプトが貫かれています。こういうことは、中途半端だとかえって垢抜けず、気恥ずかしくなってしまいますが、ここまで徹底されたら乗らなきゃ損! ではお部屋に入ってみましょう。(その2に続く)