公共スペースのにぎやかさがウソのようなお部屋

その1からの続きです。隅々まで隙なく「とんがった」ホテル、W台北。お部屋もさぞやにぎやかな演出なのだろう……と思いきや、意外なことに、一転してグッと落ち着いた雰囲気です。ベッドの幅は広々、ビジネス客に対応できるデスクとチェアや、カウチでくつろぐ人に向けたブランケットも、きっちりツボを押さえています。バスアメニティーはblissで統一されています。個性的な香りはWのムードによく似合うと思いました。そして誰もが注目するのは、各部屋ごとに置かれた「動物のオブジェ」と、非常識なまでに(?)ぎゅうぎゅうに詰め込まれた、有料のお菓子類の入った箱でしょう。

スパは典型的なアーバンリゾート仕様 スパは典型的なアーバンリゾート仕様

小ワザの効いたお部屋の品々に和む!

赤い「動物のオブジェ」は、十二支をモチーフにしており、各部屋ごとに種類がちがうそうです。「ご主人が部屋に戻ってくるのを待っているマスコット」という、健気な意味が込められているのですよ。私の部屋にいたマスコットはうさぎ(卯年)でした。目も鼻もない、ツルッとしたつくりですが、片一方の耳がちょこんと倒れていて、愛らしいのです。もう一つの「ぎゅうぎゅう詰めの箱」には、お菓子類はもちろん、ストッキング、リップクリーム、Tシャツ、電池、CD、キャップなどのグッズが入っていました。「どんな欲望も満たしてあげましょう!」という気概を感じますよね。

スパとプールは、やはり個性的

スパとプールにも行ってみました。スパはたった3室しかないので、興味のある方は必ず予約を入れましょう。施術のレベルはもちろん言うことなしですが、スパのムードはかなり個性的です。ベッドやチェア、シャワールームのソープ類のボトルなどのデザインは、都会的なイメージを強く打ち出しています。スパからすでにパーティー気分の人は好きでしょうが、癒しの雰囲気を重視したい人は「落ち着かない」と聞きます。私は施術が上手ならどちらでも満足してしまうタイプですが! また、プールは屋外ですが、水温が一年中28度に保たれているため、冬でも泳げます(やっぱり寒いですが!)。プールサイドでは週末にDJがパーティーを盛り上げてくれるそうですよ。プールのエリアは宿泊客以外でも出入りが自由なので、たくさんのゲストに見られつつ泳ぐことになるかもしれませんね。(その3に続く)