東アジアで日本以外に駅弁がある国

「このでっかい豚のスペアリブのから揚げ! そして何よりふっくらおいしいお米! さすが池上弁当!」。台湾の鉄道の旅と池上弁当は、切り離せません。東アジアでも中国や韓国では、ここまでおいしい駅弁は味わえません。こんなにおいしい駅弁を楽しめるのは台湾だけです。ちなみに中国には、冷たいごはんを食べる習慣がないので、もともと駅弁がありません。駅弁の代わりに、ホームで、肉まんや「餅(ビン)」と呼ばれる粉ものを売っていました。最近は、それも衛生上の問題などがあり、売っている駅が少なくなりました。

このスペアリブの大きさにまいりました! このスペアリブの大きさにまいりました!

台湾人ならみんな知っている「池上飯包」

台湾は、日本の植民地時代に日本人が持ち込んだ弁当が根付きました。台湾では弁当のことを「便當(ベントン)」と言います。この台湾の便當が激うまです。私は、台湾南部の高雄駅で買った、豚ばら肉の煮込みのっけ便當が忘れられませんが、台湾で美味しい駅弁と言えば、「池上飯包(チーシャンファンバオ)」です。「飯包」も弁当と同じ意味があり、台湾人で池上飯包を知らない人はいないのではないでしょうか。池上は、台湾東部にある都市、台東の最北端にある小さな町です。大きな池の西北に位置しているので池上と呼ばれています。

その昔、日本人で池上米を食べた人と言えば・・・

とても小さな町ですが、池上は、台湾のコメどころとして知られています。池上米と言えば、台湾版コシヒカリです。日本統治時代から美味しいことで知られ、天皇陛下への献上米でした。こんな池上米で作る便當なので、まずいわけがないんです。その上、おかずが本当に美味しい。特に肉好きの人なら、気にいること間違いなしです。おすすめは豚のスペアリブのから揚げをのっけた「排骨飯(パイグーファン)」です。醤油で煮た卵やたくあんなどのおかずは、どれもしっかり濃い味で、ふっくらもっちりしたごはんにあいます。

池上飯包は、どこで買える?

この池上飯包は、うれしいことに駅に行かなくても、鉄道に乗らなくても買えるんです。「池上飯包」は、日本の「ほかほか弁当」のように台湾全土で、大きくチェーン展開しています。お店のほうが駅で買うより種類も豊富にそろっています。「池上飯包」の支店は、駅前や繁華街には必ずあります。台湾に行った時は、鉄道の旅をしなくてもぜひ、お試しあれ! 鉄道の旅をするなら、「池上飯包」を買うのをお忘れなく!