- 根本聡子
- 海外旅行と美容をメインに執筆中のライター。2000年に初めて訪れたタイの賑やかさと料理のおいしさ、スパの気持ちよさに魅了され、その後3ヶ月に1度ペースでタイに行くほど。ガイドブックや女のコのひとり旅を応援する記事を多く執筆。共著に「ハッピーハッピーバンコク」「新・女ひとり旅読本」(すべて双葉社)など多数。
出発エリアをに変更しました。
パタヤから1時間ちょっとクルージングすると見えてくるヤイ島。パタヤの海水浴はぜひココで!!
バンコクから一番近いリゾート地といえばパタヤ。バンコクからバスに揺られてたった3時間、お値段も77バーツ(約231円)と超お手軽に行けちゃう南国リゾートです。いや、リゾート風?? というのは、バンコクから近いだけに海の青さも透明度もぶっちゃけイマイチ。プーケットの海を想像されると「えぇぇぇッ!?」ってことになりかねないので、あんまり期待してはいけません…というのが、パタヤのイメージでしたが、私、つい最近パタヤの印象がガラリと変わりました。見つけたのです、穴場を!
これがパタヤのジョムティエンビーチ。最近は観光客でごった返してるのが残念。泳がなくても海が見られればいいやって人はここで十分!?
パタヤの海はあまり美しくない……なんて言っておいてなんですが、意外と近場にキレイな海があったりもします。まずは街の中心部から徒歩で20分ほど南下したJomtien Beach(ジョムティエンビーチ)。そしてボートツアーで一番ポピュラーなのが約1時間ほどのクルージングで到着するKoh Lan(ラン島)。どちらも海の青さがグンッとあがり、パラセーリングやバナナボートなどのマリンスポーツも楽しめます。だがしかし、最近では観光客が押し寄せてしまいリゾート感は低迷中。どうしても「熱海」なニオイが否めない…というのが私の感想。そこでもっと素敵な場所を!! と捜し求めてきたのでした。
ボートチャーター代はまちまち。個人経営のような小さな店の方が断然安いが、安いだけあって「お使い中」のおじさんが相乗りすることも…
そして宿泊先のスタッフが教えてくれたのがKoh Yai(ヤイ島)。ここはダイビングスポットにもなっているらしく透明度はバツグンだとか。ラン島に比べてマイナーなので、ツアーを出しているところは少ないけれど、頼めば個人でもボートをチャーターできるとか♪ そこで、ホテルスタッフに頼んでボートをチャーター…と思ったのですが、そこは節約派の私。街へ繰り出してツアー会社に直に交渉です! ホテルでは1人1000バーツ(約3000円)と言われていたボート代がダイビング会社にお願いしてみると…1人450バーツ(約1350円)と半額までプライスダウンさせることに成功しました!
これがヤイ島の青さ!! シュノーケルで十分トロピカルフィッシュたちを見ることができます♪
約1時間ちょっとで到着したヤイ島は「ここがパタヤ!?」と驚くほどの透明度。さらにビーチは真っ白の白砂がどこまでも続き、ところどころに申し訳なさそうに立つパラソルがいい感じに『穴場感』をかもし出しています。さっそくボートを降りて持参したシュノーケリングセットを装着。そーっと顔に海につけると……!! いました、いました!! 青や黄色に輝く色とりどりのトロピカルフィッシュたちが♪ まさかパタヤで本格シュノーケルができるとは!! これは感激です☆ 泳ぎ疲れたらビーチの売店で買ったビールを片手に砂浜でゴロンッと昼寝。あぁ、最高です。
まだまだ観光客も少なく、のどかな雰囲気が最高。真っ白な砂浜では子供がのんびり砂遊び中〜
ボートの帰り時間も個人チャーターなので自由自在。運転手のおっちゃんに「3時間くらいしたら戻るね」とひと言いえば、そのくらいの時間にわかりやすく手を振って迎えに来てくれました。今回は1人でしたがもっと大人数ならチャーター代もさらに安くなるとか。バンコクからプチトリップした先でのプチトリップ。ぜひぜひ体験あれ♪
情報:ボートのチャーターはパタヤの繁華街にあるダイビングショップやホテルに頼むのがベター。お店によって値段は変わりますが1人300〜1000バーツ(約900円〜3000円)を目安に。ヤイ島には売店もあるので、飲食やシュノーケリングセットの購入もOKです。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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