- 根本聡子
- 海外旅行と美容をメインに執筆中のライター。2000年に初めて訪れたタイの賑やかさと料理のおいしさ、スパの気持ちよさに魅了され、その後3ヶ月に1度ペースでタイに行くほど。ガイドブックや女のコのひとり旅を応援する記事を多く執筆。共著に「ハッピーハッピーバンコク」「新・女ひとり旅読本」(すべて双葉社)など多数。
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何はなくとも絶対に食べて欲しいのがこのクレープ。カリッカリの生地にとろ〜り練乳がかかってほっぺも落ちるウマさです♪ そして何より20バーツ(約60円)という奇跡的安さにゾッコン♪
カオサンというと「バックパッカーの聖地」というイメージを持つ人も多いと思いますが、それはちょっと昔の話。もちろん今でも100バーツ(約300円)〜泊れちゃうゲストハウスも多数存在しますが、3つ星クラスのホテルや高級レストランも出来た今、カオサン=オシャレな若者の町と変貌を遂げているのです!! とはいえ、お財布に優しい町をいうのは今も変わらず。10バーツ(約30円)〜オヤツが食べられ、100バーツ(約300円)もあればお腹いっぱいになっちゃうのがここ、カオサン。そこで今回はカオサン通りに来たらぜひ食べて欲しい、チープグルメをご紹介します!
日本人の利用者も多い「トンの店」。目の前を通るだけでチキンスープのいい香りが食欲をそそり、食べずにはいられない!! 15バーツ(約45円)のヌードルを召し上がれ♪
カオサンに来るとまず目に飛び込んでくるのが屋台。あたり一面にスープの香りをまき散らすヌードル屋台に、「ゴーーッ」と勢いよく音を立ててスイカをクラッシュさせてるジュースの屋台。向こうでもくもくと煙を上げているのはチキンを焼いて売っているお店です。ぐるるるる…。イヤでもお腹がなってくる、そんな場所がカオサンなのです。さぁ、まず何から食べましょう? まずはしっかりと食べたいって人に、アツアツスープに野菜がたっぷり入った麺はいかがですか?
道端で焼かれるガイヤーン(鳥の丸焼き)は炭火の香りがたまらない一品。ここはお上品に食べるより、ガブッとかぶりつくのが「通」です!
とくにカオサン通りの1本脇、ランブータン通りにある「トンの店」は激安激ウマラーメンが食べられるとあっていつも大賑わい! シンプルな麺なら15バーツ(約45円)から。具沢山でお願いしても30バーツ(約90円)ですから、お財布を気にせずおかわりだってし放題(笑)。日本人客にも大人気のお店ですから、旅人同士の情報交換の場にも最適ですよ。まだ足りないって人は道端で売ってるガイヤーン(鳥の丸焼き)はいかが?? 炭火でじっくりと焼かれた鳥のもも肉はジューシーでボリューム満点。これで30バーツ(約90円)ですから、ケンタッキーに行くのが馬鹿らしくなっちゃいます(笑)
そして最後のシメはデザートでしょう! 私のイチオシは屋台で売られているパンケーキ。パンケーキといっても想像するホットケーキのような厚みはなく、どちらかというとクレープといった感じ。目の前で生地がこねられ、お好みでチョコレートやバナナをIN。それをたっぷりの油で揚げれば外はカリカリ、中はふっくらとろ〜りの熱々デザートの出来上がりです。私のイチオシは中には何もいれず、揚げた生地に練乳をかけるだけの一番シンプルなヤツでお値段10バーツ(約30円!)。一番高くても40バーツ(約120円)くらいですから、食べないで帰るなんて絶対損!! 今日はダイエットを忘れてチープグルメ三昧しちゃいましょー!!
カオサンの「惜しい」ところはBTSも地下鉄も通ってないところ。でも昼ならBTS Saphan Taksin(サパーンタークシン)駅からチャオプラヤエクスプレスに乗り「Banglumpoo(バンランプー)船着場」で降りればすぐそこです。でも帰りは船もなく、暗くて危険なのでタクシーで帰ること!! 屋台はランチタイムと夜に集中して多く出ますが、やっぱり夜が圧倒的!! 夜遊びの帰りにフラッと立ち寄って腹ごしらえってのが私のオススメコースです♪
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/16)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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