お惣菜屋台でも売っている、タイ人が大好きな料理

タイを旅行中、お惣菜屋台の前を行ったり来たり。何を食べようか迷っているとき、プラー・トゥーが目につきます。あっさりして美味しいってことは知っているんだけどなあ。短い滞在だから、プラー・トゥー以外のものも食べてみたいし…。こんなことを言ったら、お国びいきの人が多いタイ人から「プラー・トゥーを食べたくないって言うのか!?」と言われるかもしれません。だって、プラー・トゥーはタイ人にとって、特別な思い入れがある食べ物ですから。

これはかなり大きいほう。辛いものに疲れた時に食べるのもいい これはかなり大きいほう。辛いものに疲れた時に食べるのもいい

タイ人のおふくろの味は、サバ科の魚

プラー・トゥーは、タイ人のおふくろの味と言ってもいい魚です。20センチ近い大きなものもありますが、15センチぐらいの小ぶりのものが多く、頭の部分がカクッと曲がった魚です。プラー・ドゥックと呼ばれるナマズやプラー・チョンと言う雷魚など、淡水魚を食べることが多いタイですが、プラー・トゥーは海水魚です。サバ科ですが、味はアジです。サバのように脂っこくなく、あっさりした味は、まるでアジを食べているかのようです。

タイ人のおふくろの味、3点セットとは?

このプラー・トゥーにナムプリック・カピというタイのみそ、香りのよい葉っぱを入れた卵焼きをつけた3点セットは、日本人にとっての焼いたサンマとごはん、味噌汁のような存在です。とにかくプラー・トゥーは、タイの国民魚と言えます。少し気になるのが、プラー・トゥーが、年々、値上がりしているのかな?ということです。タイの国民魚だから、もちろん大衆魚です。安いはずなんですが、けっこうお高い。

なかなかタイのおふくろの味を選べない理由

お惣菜屋台に行くと、小さなプラー・トゥーを焼いたものが1匹20バーツ(約80円)。20バーツあれば、タイ風の豆腐のスープや春雨入りの豚肉ソーセージが買えます。豚の串焼きなら2本、買えます。そんなわけで私は、つい他のものを買ってしまいます。プラー・トゥーをまだ、食べたことがない人は、ぜひ、一度はお試しあれ! タイでは辛い、酸っぱい、甘いなど、それぞれがしっかり主張している複雑な味が多いですが、プラー・トゥーのよう淡白であっさりした味もあるんですよ!