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海外旅行タイ編2020/タイに行った気分がカムバック!かわいいタイのお弁当箱「ピントー」


タイで買ってきたお土産を使って、タイに行った気分になろう!

ゼブラの2段重ねのピントー。小ぶりで日本人に人気のタイプ ゼブラの2段重ねのピントー。小ぶりで日本人に人気のタイプ

新型コロナウイルスが収束しないうちは、何はともあれ行動自粛。気分転換にタイで買ってきたお弁当箱を引っ張り出してきました。お弁当箱に簡単なタイ料理を詰めるだけでも、タイに行った気分を楽しめそうです。タイのお弁当箱は、円筒型なのでお弁当入れと言ったほうがいいかもしれませんが、「ピントー」と言います。私は、ピントーを3つ持っています。どれも数段重ねの円筒形のもので一つは、老舗のステンレスメーカー「ゼブラ」社のものです。ゼブラのピントーは、品質、デザインともによく、日本人に人気のお土産です。バンコクに行った時にスーパーで買う人が多いと思いますが、日本のアジア雑貨店や東急ハンズなどでも買えるメジャーな商品です。

台湾の「便當」とタイの「ピントー」

お寺などで見かける4段重ねのピントー。巨大なので我が家ではお花見の時だけ使用 お寺などで見かける4段重ねのピントー。巨大なので我が家ではお花見の時だけ使用

私は「ピントー」と聞くと、台湾の「便當(ビェンダン)」を思い出します。発音がちょっと似てませんか?台湾ではお弁当のことを「便当」と言います。これは日本統治時代に使われていた言葉が今に伝えられたものです。もしかたらタイのピントーも日本から伝わったものかもしれないと言う疑問がわいてきました。タイのスーパーや台所用品店に行けば、どこでもピントーは買えます。でもタイにお弁当を持っていく習慣って、あったっけ?何しろタイは、テイクアウトがものすごく盛んな国。お弁当を作っているイメージはゼロ。日本人がピントーのことをお弁当箱と思っているだけで、タイの人々はお弁当箱と思ってないのでは?

「東南アジアの日常茶飯」の中の「ピントー」

昔ながらの台所用品店で売られているピントー(写真、左下にクリーム色と白のほうろうのピントーがある) 昔ながらの台所用品店で売られているピントー(写真、左下にクリーム色と白のほうろうのピントーがある)

「東南アジアの日常茶飯(前川健一著、弘文館)」を読むと、少数ではありますが、タイにもお弁当はあったようです。私が持っているピントーの中でも全体に模様がついた数段重ねタイプは、とにかく巨大。どうみても一人分ではなくて、家族みんなの分が入りそうな大きさです。ピントーは「弁当箱に使うよりも料理を店から買ってきたりするときの容器にすることのほうがはるかに多いだろう」と書かれています。「祝いごとなどの日に僧に料理を寄進する時の容器に使う」と言う記載もあります。私も信徒がお坊さんに渡すところを見かけたことがあります。ピントーは、やはりお弁当箱と言うより料理を入れられる、持ち手つきの便利な容器として使われていました。

タイのピントーは、中国から伝わったもの?

シーガル社の3段重ねのピントー。最上段が薄型になっており、おかずを入れやすい シーガル社の3段重ねのピントー。最上段が薄型になっており、おかずを入れやすい

「東南アジアの日常茶飯」には、ピントーの歴史についての記載もありました。「1896年に出版されたタイ日辞典によると『三段重ねの中国式の籠』とあり、竹編みが漆塗りになり、ほうろうになり、アルミ製になった。昭和の初め頃、ほうろうのものが神戸から盛んに輸入された」ともあります。やはり、もとはタイのものではないようです。中国ではお弁当箱を「飯盒(ファンフー)」と言います。中国には冷たいごはんを食べる習慣がありません。飯盒には持ち手付きが多く、職場や学食で便利な容器として使うほうが多いと思います。タイで主流の円筒型で数段重ねのものは、ほとんど見かけません。名前と言い、形と言い、ピントーは中国から伝わったものではないのでは?ピントーの謎は未解決ですが、タイカレーやタイ風オムレツをいれてみようかな。タイの市場でごはんを食べている気分に近づけそうです。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/06/25)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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