気になるお値段は

仕立代は、お店によってかなり違います。布は持ち込む条件で女性用のワンピースの値段を例に数店聞いてみたところ、1900〜7500バーツ(1バーツはおよそ3.6円)とひらきがありました。値段の違いは、仮縫いや補正をどうするかの手間にもよりますし、布を自分で買って持ち込むのかお店で買うか、時間があるのか急ぐのか、デザインは複雑かシンプルか、などの条件によっても変わります。立て込む時期に短時間で注文する場合は「特急」料金が上乗せされることもあるかもしれません。

ちょっとおしゃれなオーダーメイド バンコクで服をあつらえる(その2) ちょっとおしゃれなオーダーメイド バンコクで服をあつらえる(その2)

トラブルを避けるためにできる5つのこと

わたし自身の体験と、駐在経験者を含む周囲に聞いた範囲で、服を仕立てるときに起きる失敗は、約束の時間に遅れる(連絡もない)、料金でもめる、できた服が体に合わない、注文したデザインが違う、(後送の場合)品が日本に届かない、など。そもそも言葉も文化も違う国ですから、誤解はどうしても起きやすくなります。しかし、トラブルを起きにくくする準備はできます。わたしはこんなことに気をつけています。信用のできるお店を探すこと 注文するときに、自分の希望を(誤解の余地がないほど)しっかり伝えること 布は自分で用意すること 仮縫いは少なくとも一度は入れること 滞在中に補正・商品の受け渡しを済ませること(原則、送らない)。

バンコクならではの在住日本人情報を活用

日本企業が多く進出しているタイには日本人在留者が多く、5万5,634人(2012年)が滞在していて、東南アジアでは最大規模の日本人コミュニティがあります。夫の駐在に帯同している日本人女性も多く、情報交換も盛んです。 駐在者情報―オーダーをよく利用している駐在夫人たちのブログを探してみましょう。体験談を読んで、ここはよさそうというお店に当たってみるのもひとつの方法です。 日本語情報誌―在住日本人向けの無料情報誌も、お店探しに役立ちます。メリットは、お店が日本人客の対応に慣れていること。逆に、日本人客が多いところは、駐在者の本帰国時期(年度末)に注文が集中する傾向があることでしょうか。 

お店を訪ねてみましょう

ある程度情報を集めたら、あとは自分のフィーリングが頼りです。仕立屋にも得意な分野がありますので、紳士服・婦人服のどちらが多いのか、注文を受けているのはどんなタイプの服か、お店で見せてもらうと参考になります(このとき、縫製もチェックしましょう)。タイ語の会話に自信がない場合は、お店の人が英語か日本語で意思疎通ができることも確認できますね。(その3に続く)