様々な顔をもつバンコクの中にあるインド世界

日本人が大好きなタイの首都、バンコクはいろんな顔を持つ大都会です。バンコクの若者エリアはサイアムスクエアあたり、外国人向けのお店が多いのはスクムウィット通り、ビジネス街はシーロム通り、庶民的な安物衣料品店が集まっているのはバムランプーやプラトゥーナム。特色あるエリアの中で異色なのは漢字と赤い看板のお店が並ぶチャイナタウンです。チャオプラヤー川沿いに細長いチャイナタウンはタイの中の中国です。さらに、この一角にインド人が集まる「パフラット」と呼ばれるところがあります。ここはチャイナタウンの片隅にちょこんとあるリトルインディアです。

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バンコクのリトルインディア、パフラットで出会う人々

パフラットはチャオプラヤー川にかかるメモリアルブリッジと、日本人納骨堂があるワット・ラーチャブラナの東側にあります。建物はざっと見る限り、チャイナタウンとほとんど同じですが、歩いている人が違います。サリーを着たふくよかな女性や浅黒くてホリの深い顔立ちのインド人が目につきます。よく見かけるのは頭にターバンを巻いたシーク教徒の男性です。この付近は、シーク教徒が経営するサリーや布地屋さんが多いところです。パフラットのインド人は今から3代ほど前にタイにやってきた移民です。インドからやってきたとも、既にマレーシアやシンガポールに移り住んでいたインド人だったとも言われています。

パフラットで一番インド色が濃いエリア

パフラットには、金色の玉ねぎ型のドームを持つシーク教寺院があります。このシーク教寺院のまわりが、インド色が濃いエリアです。インドレストランはもちろん、カレー味のじゃがいもが入ったサモサを売る屋台もあります。西隣りのショッピングモール「インディア・エンポリアム」の中は、ほとんどがインド衣料とアクセサリーのお店です。エアコンがきいているので、中をゆっくり見ましょう。日本でも着られそうなシンプルなパンジャビ・スーツもお手頃価格で売ってます。腕にじゃらじゃらつけるのが、かわいいブレスレットも揃っています。

バンコクなのにインドにいるみたい!

新しくてきれいなインディア・エンポリアムのそばにはパフラット市場があります。この中の半分以上はインド衣料と布地、アクセサリーのお店です。パフラット市場の古い布地屋なんて、まさに初代移民が始めた店かもしれませんね。古くてやや寂れてはいますが、2階に上がってみましょう。チャイやチャパティを出す食堂もあり、インド人のおじさんがチャイで休憩中です。ここだけ見ていると、タイにいる感じがしません。ニューデリーの路地裏にいるような錯覚に襲われます。インド好きなら、バンコクの中にあるリトルインディア、パフラットをぷらっと散策してみましょう!