普段着の生活を知る、タイの市場

今ではスーパーマーケットも、コンビニエンスストアもたくさんあるタイですが、少し路地の奥に入ると、昔ながらの市場もあります。早朝から昼ぐらいまでやっているところもあれば、日が暮れるころに夜だけの市が立つところもあり、それぞれに特徴があります。ガイドブックにも載っていないような町では、市場はその町の規模を知るにもいい場所です。観光地めぐりに飽きたら、買い物客に交じりながら普段着の生活を知るのも楽しいでしょう。

海外旅行で楽しい市場比較 昔ながらの買い物風景があるタイの市場(その1) 海外旅行で楽しい市場比較 昔ながらの買い物風景があるタイの市場(その1)

交通のハブでもある、地方都市の市場

タイ語で、市場は「タラート」。見つけるのは簡単で、もし地図やガイドブックに載っていなくても、ホテルの人はもちろん、客待ちをしているモトサイ(バイクタクシー)のおにいさんでも、通りすがりのおばさんでも場所は知っているはずです。「タラート・ユーティーナイ・カ(男性はクラップ)?」(市場はどこですか)と尋ねれば、場所を教えてくれるでしょう。地方都市では、人の集まる市場はロットメー(バス)やソンテウ(乗り合いバス)の発着場所にもなっていて、交通の拠点です。市場の周辺にはたいてい簡易なホテルもあるので、旅人には便利です。

バンコクにある有名市場

首都バンコクにも、大小含めて無数の、といっていいほどたくさんの市場があります。週末に開くチャトチャック・ウィークエンド・マーケット(スカイトレインBTSモーチット駅近く)は外国人観光客にもすっかり有名になりました。ほかにも、バックパッカーの集まるカオサン通りに近いバンランプ―市場、衣料品が集まるプラトゥーナム市場(ペッブリー通りのプラトゥーナム交差点付近)や、チャイナタウンに隣接するインド人街にあるパフラート市場、花の卸売で有名なパーククローン市場(チャオプラヤー川沿いのラーマ1世橋近く)など、魅力的な市場はまだまだあります。

市場に出かけてみよう

全般的に市場は、日が出て暑くなる昼過ぎには店を閉めるところもあります。早朝は食堂の仕入れなどで活気がありますが、場所によっては午後には閑散とすることもあるので、出かけるなら午前中がおすすめ。屋外にある市場では、帽子や日焼け止め、虫よけスプレーを持って行くと役に立ちます。(その2に続く)