基本食材のお米、卵売り場

「タイの市場」その2からの続きです。タイのお米は、さすがに世界第5位の生産国だけあって、種類も豊富。売り場には、香りのよいジャスミン米を始め、いろいろなお米がずらりと並んでいます。おもしろいのが卵売り場で、大きさや鮮度で値段が変わります。そして、鶏だけではなく、あひるの卵も並んでいます。パックに入っていないので、お客さんたちは売り場に用意してあるざるに、卵をひとつひとつ選んで買っていきます。市場では、定価が明示していないこともありますが、お店の人に聞けば教えてくれます。たいていはスーパーマーケットなどよりも安いので、まとめて買うとお得です。

海外旅行で楽しい市場比較 昔ながらの買い物風景があるタイの市場(その3) 海外旅行で楽しい市場比較 昔ながらの買い物風景があるタイの市場(その3)

亀やカエルもいる、生鮮食品売り場

スーパーマーケットと一番違うのは、活きのいい肉・魚のコーナーです。豚肉は、もともとは華人(中国系の人びと)が好む食材でしたが、タイ料理でもよく使います。足や内臓など、部位ごとに分けて売られていて、量り売りが基本。部位や重さを指定して買う、お客さんとお店の人のやりとりが見られます。たらいやバケツに入っているお魚は生きているので、はねると水がかかります。タイでは食材のひとつ、カエルも網に入れられていたり、亀もいます。生鮮コーナーは床が濡れていて滑りやすいので、歩くときには気をつけてください。

旅行者も買いやすい、花と果物

熱帯だけに、タイでは一年中花が咲いています。日本では高価なものも、驚くほど手軽な値段で買うことができるので、少量買ってホテルで活けるのも楽しいものです。ちょっとした手みやげや贈り物にするのか、じっくり選んでいる人の姿もあります。旅行者が買いやすいのは、果物でしょうか。通年暑くても、果物には旬があります。店先にたくさん並んでいるものがシーズンの果物ですので、ちょっと試すのもよいでしょう。果物は量り売りで、重さで値段が決まります(単位はキロ)。マンゴーは、1キロ50バーツ(約170円)でした。手に持つとずっしりくるほどの重さですが、日本では考えられない値段です。オンヌット市場には、ほかにも衣料品や調理用品、日用雑貨もたくさんあります。

市場で買い物する楽しみ

旅の目的は人それぞれでしょうが、わたしは市場やスーパーマーケットに出かけるのが好きです。地元の人が何を食べたり着たりしているのか興味がありますし、物価のおよその相場もわかるからです。タイに着くと、わたしはホテルの浴室ではくビーチサンダルや、水浴びに使うせっけんとパウダー、体に巻くサロン用の布などを買いに市場に行きます。自分用のおみやげも兼ねているのですが、日本で買うよりも安いので、気軽に買い物ができます。旅先で何か必要になったら、ちょっと市場をのぞいてみませんか?