タイでは鉄道よりも本数が多いバス路線

タイにも鉄道路線がありますが、首都バンコクを離れれば離れるほど本数が少なくなり、また細かい支線が少ないため、中規模以下の都市には鉄道駅がないところがほとんどです。だから、国土を細かく回りたいというなら、バスで移動することになります。たとえばバンコクから人気のビーチのパタヤに行く場合は、鉄道は1日1便ですが、バスなら日中は30分おきぐらいにあるので、主要幹線の長距離でもバンコク〜チェンマイ間でも鉄道は1日6〜7本しかないのに、バスはやはり日中は30分おきにあります。しかもよほどのピーク時でない限り、予約もいらずに乗れるのです。

世界のローカルバス旅行 タイ編 長距離バスにはどんな種類がある? その1 世界のローカルバス旅行 タイ編 長距離バスにはどんな種類がある? その1

とにかく安い“庶民の足”の普通バス

それでは長距離バスにはどんな種類があるのでしょうか。安い方から並べると、普通バス、2等エアコンバス、1等エアコンバス、VIPバスの4種類があります。「普通バス」は4時間ぐらいまでの距離か、または小さな町を結ぶローカル線でよく利用される、“庶民の足”です。料金は1時間乗って60円ぐらいでしょうか。エアコンがないので窓は開けっ放し。風がびゅーびゅー入ってきます。逆に雨の時は閉めきりになり、蒸し暑いことこの上ありません。席は自由席で、時にはかなりの混雑。利点はルート上ならどこでも乗降が可能なこと。町でなくても、遺跡とか見どころの前でも拾ったりできます。大きな荷物がないとき向けですね。

気軽に乗るなら2等エアコンバス

普通バスは長距離では次第に廃止される傾向になり、現在は2等エアコンバスが庶民の足に変わりつつあります。全席自由席、走る路線も同じです。料金は1時間乗って100円ぐらいでしょうか。これも普通バスのように、道端で手を上げて止めて乗ることも多く、チケットも乗ってから買うことも多いですね。暑いタイの日中、やっぱりエアコンがついていると、車内は極楽です。ただしたいていエアコンは効きすぎているので、上着は必ず大きな荷物から出しておきましょう。タイ人もかなり着込んでから乗っています。(その2に続く)