満員になり次第出発という機動力の良さ

別項でタイの長距離バスについて書きましたが、今回は「ロットゥー」と呼ばれる、タイの人たちが中距離の移動によく使っているミニバスを紹介します。これは16人乗りぐらいのバンで、だいたい1〜3時間ぐらいの中距離移動の路線が主です。基本的には出発時間は決まっておらず、満席になり次第出発です。バスもすでに走っている路線が多いですが、より頻繁にあり、しかも速いので、利用客が多いですね。このロットゥー、ここ数年で増えて来た感がするのは、利用客が増えても、バスだとすぐに発着本数を増やすのはなかなか難しいからでしょうか。

世界のローカルバス旅行 タイ編 慣れて来たらミニバスのロットゥーを利用しよう 世界のローカルバス旅行 タイ編 慣れて来たらミニバスのロットゥーを利用しよう

ロットゥーにはどんな路線があるか

私がよく利用する路線は、アユタヤ〜南バスターミナルです。アユタヤから直接カンチャナブリや、プーケット方面に行きたい時(またはその逆)ですね。アユタヤからバンコクへのバスは北バスターミナル行きしかないので、これは便利です。カンチャナブリ〜バンコク戦勝記念塔間を結ぶロットゥーは、途中でゲストハウス街のあるカオサン通りの裏を走るので、そこで下ろしてもらうことができます。ラヨーン〜バンコク北バスターミナルもときどき利用します。ロッブリーのバスターミナルは、町の中心から3km離れているので、町なかから出るバンコク行きのロットゥーのほうが便利ですね。あとは、バスの本数が少ない地方都市で、このロットゥーをよく見かけます。チェンマイ〜パーイまたはメーホンソン、ナーンへ、ターク〜メーソートなども私はときどき利用します。

人がすぐに集まるか心配?

心配なのは、「満席にならなかったらずっと待つの?」ということ。実際に利用したところでは、待っても最大1時間。そもそもバスの方が頻発しているような環境なら、みんなバスに乗るので、ロットゥーの営業は成り立ちません。だから、数人しか乗っていなくても、待っているうちにちょこちょこ人が乗って来て、けっこう埋まってしまうものです。運や時間帯も大きいですね。また、最後の1人とか2人ぐらいが集まらなくて、空席のまま出発してしまうこともありました。だからこの点は大丈夫でしょう。ロットゥーの乗り場は、バスターミナルに隣接している所もありますが、バンコクなら戦勝記念塔かウイークエンドマーケット近くに乗り場があります。

ロットゥーの欠点は…

欠点はバンなので大きな荷物は乗せにくいこと。バックパックや小さなスーツケースぐらいは後ろに乗せられますが、それ以上だと天井にくくり付けるしかないです。また料金も若干ですが高めです。路線にもよりますが、1等バスよりちょっと高いかな、という時もあります。そして座席は…、狭いです。なので3時間ぐらい乗る時は、途中で休憩が一度ありますね。トイレが近い方はご用心ください。私は一度、途中で止めてもらったことがあります(笑)