バスを使いこなせれば自由自在

(その3から続く)バンコク・スカイトレイン(BTS)もメトロも通らないカオサン通りなのですが、町の中心地から離れたこの場所が、「バックパッカーの聖地」となったのには、それなりの理由があります。何より主要観光地区へ乗り換えなしにバスで行けるのです。バスはその昔からバンコクで最も安い交通手段です。お金を節約しながら旅を続けるバックパッカーには、これほどうれしいことはありません。多くのバスが停車するのが、ラチャダムアン・クラン通りに出たところにあるバス停です。終日多くの人たちがバス待ちしているのでわかりやすいです。夜の繁華街パッポンや、オフィスが集まるシーロムへ行くには15番のバスです。このバスは、巨大ショッピングモール『マーブンクローン』(MBK)や、おしゃれな『サイアムスクエア』、『伊勢丹』が入る『ワールドトレードセンター』も通るので、ショッピングに行くのにも使えます。

バスの車内の車掌さん バスの車内の車掌さん

最強タッグはバス+BTS

バスに乗るには、お目当てのバスがきたら手を挙げて、合図をしましょう。切符はバスの車内で、車掌さんに行き先を告げて購入します。距離によって値段が違ってきます(ただし赤いバスは6.5バーツの一定料金)。フロントガラスにブルーのラインでタイ語表示のあるのもは、無料バスです。(1バーツ=3.3円:2017年1月現在)またブルーのエアコンバスは、静かで涼しくとても快適。エアコンバスの79番は、MBKやサイアムスクエアを通りますし、511番はパタヤやサメット島行のバスが出るエカマイ東バスターミナルに行くので便利です。多少出費しても快適さを追求するなら、79番のエアコンバスでサイアムスクエアまで行って、サイアム駅からBTSに乗り換えれば、ウィークエンドマーケットや、スクムビット地区、シーロムにも早く、涼しく快適に行けるので便利です。カオサンでは、バスとBTSを相互に利用するのがいいでしょう。

忘れてはならない53番のバス

カオサンは食事の面で不満が多いので、美味しいものが食べたい時によく利用していたのが53番の赤いバスです。美味しいお店が多い中華街(ヤワラー)に行くためでした。このバスは、バンランプー市場の北側を走っています。欧米人の旅行者にはよく知られているようで、利用者が結構います。バンコク中央(ホアランポーン)駅と中華街、それにバンランプー市場の間を循環しているのです。北に向かうのが駅方面で、南に行くのが中華街方面ですが、循環しているのでいつかは着きます。駅方面行バスに乗ると、途中で一度降ろされますが、切符を手に持ち、前に待機している同じ53番のバスに乗り換えてください。ここがこのバスの待機場所になっているのです。左手、運河の向こうに駅が見えてきたら、ブザーを押して下車しましょう。バスは駅には立ち寄りません。バスはそのまま運河沿いに進み、中華街に入っていきます。(その5へ続く)