- 根本聡子
- 海外旅行と美容をメインに執筆中のライター。2000年に初めて訪れたタイの賑やかさと料理のおいしさ、スパの気持ちよさに魅了され、その後3ヶ月に1度ペースでタイに行くほど。ガイドブックや女のコのひとり旅を応援する記事を多く執筆。共著に「ハッピーハッピーバンコク」「新・女ひとり旅読本」(すべて双葉社)など多数。
出発エリアをに変更しました。
人々の篤い信仰の対象となっている仏塔の高さは22メートルもあり迫力満点!
タイの北部に位置するチェンマイは、バンコクよりも気温が低く湿度も高くないので過ごしやすい観光地として日本人にも人気の場所。また数多くの寺院があることで有名で、観光にはお寺巡りが欠かせません。中でも今回ご紹介する「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」はチェンマイに来たら必ず訪れて欲しいお寺です。どこもかしこも黄金に輝くこのお寺はパワースポットとしても有名で、タイ国内はもちろん、世界中から観光客が参拝に訪れる場所なのです。
細かい部分まで丁寧な装飾が施された黄金の寺院は圧巻! 金運アップの祈願に訪れる人が多いというのも納得です。
ランナー・タイ王国時代にその6代目の王、クーナー王によって建立されましたのがこのワット・プラタート・ドイ・ステープです。寺院全体が黄金に輝いているのが特徴で、晴れた日に訪れれば青空とのコントラストが非常に美しい寺院です。メインの仏塔は高さ22mもあり、その迫力たるや言葉をなくすほど! 中には仏陀の遺骨が納められ、今も人々の篤い信仰を集めています。また、この寺院はタイの中でも珍しいエメラルドの仏様を祀っていることでも有名なので、訪れた際は見逃さないでくださいね。
バンコクとは違い、高層ビルがほとんどないチェンマイ。展望台からはどこまでも広がるチェンマイ市街が望めます。
この寺院が建っているのは標高1080mのステープ山の頂き。敷地は国立公園になっていて、あちこちに花が咲き乱れるとても美しい場所です。仏塔のほかにもガネーシャの象があったり、インド神話に出てくる蛇の神様、ナーがが祀ってあったりと見どころがたくさんありますが、必ず立ち寄って欲しいのが展望台。標高1080mから眺めるチェンマイ市街の美しさは想像以上の美しさです。遮るものが一切ないのでどこまでも広がる素晴らしい景色を眺めることができます。
両サイドが蛇の神様になった珍しい階段。306段あるので心して登るべし!
景色がいいということは…、そうです。登らなくてはいけません。その階段の段数、なんと306段! 手すり部分が2匹の蛇神になった珍しく、ありがたい階段なのでぜひトライしてみて。階段に沿ってたくさんのお土産屋さんや食べ物屋さんで賑わっているので、寄り道がてら登れば意外とツラくないですよ♪ とは言え、足が悪い方やラクしたい方(笑)のためにケーブルカーも用意されているのでご安心を。ケーブルカーの運行時間は5:30〜19:30までで、料金は1人20B(約70円)です。
☆ワット・プラタート・ドイ・ステープ(Wat Phra That Doi Suthep)
☆住所:Su Thep, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50200
アクセス:チェンマイ市内から車で約40分。ツアーを利用するのが便利です。
料金:外国人の参拝料金30バーツ(約100円)、ケーブルカーと拝観料金のセットは50バーツ(約160円)
参拝時間:8:00〜18:00
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/12/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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