東南アジアのソウルフード「海南鶏飯」

香港、マレーシア、シンガポール、ベトナム、タイなどの東南アジアでよく目にする海南鶏飯。国によって内容は少しずつ異なりますが、基本は鶏ガラスープで炊いたご飯に茹で(または蒸し)鶏肉を添えた料理です。ベトナムには骨付きフライドチキンをのせたものもあります(これも美味!)。日本ではハイナンチキンライスと呼ばれ、クックパッドなどのレシピサイトでも詳しく紹介されていますね。タイ語では「カオマンガイ」といいます。北部のチェンマイに行ったとき、20年以上地元に住んでいる日本人が、一番おいしいという店のカオマンガイは絶品でした。仕事柄、東南アジアでこの鶏飯を食べたり取材したりすることが多い中で、クセもなく、日本人の口によく合うなと思いました。その店の名は「ウアンオーシャー」です。

茹で鶏をのせたカオマンガイ 茹で鶏をのせたカオマンガイ

まずは正統派の茹で鶏のせから

カオマンガイ専門店「ウアンオーシャー」は、シャングリラホテル・チェンマイからチャンクラン通りを南へ歩いて約10分、左側にあります。同じようなカオマンガイ店がいくつか並んでいますので、当記事の写真を参考に行ってみてください。この店の鶏めしは2種類。まずはオーソドックスなカオマンガイを頼んでみました。どの国でもよく見かける茹で鶏が添えられたもの(上写真)です。こちらは、香菜とニンニク、レモン汁をベースにしたトロリとしたタレ、ナムチム・カオマンガイをかけていただきます。刻んだ生の生姜と青唐辛子を好みでかけます。チェンマイでは日本と同様「地鶏」が最高とされており、とくにイサーン(東北部)の代表料理、鶏の炭火焼き「ガイヤーン」でその美味しさはよく知られていますね。ここの鶏は放し飼いの地鶏ではありませんが、なかなかイケます。やや辛めで酸味の効いたタレとの相性も絶妙です。タイ料理の魅力は「辛い、甘い、酸っぱい」が程よく混ざった美味しさ、と言われますが、まさにこの醍醐味を味わえる一品といえます。

揚げ鶏をのせたカオマンガイ・トート 揚げ鶏をのせたカオマンガイ・トート

揚げ鶏「カオマンガイトート」も一緒にオーダーしよう!

もう1種類は、揚げ鶏をのせたカオマンガイトート(上写真)。こちらはサクッと揚げた鶏に、チリの入った甘めのタレ、ナムチム・カオマンガイトートをかけて食べます。茹で鶏もイケますが、揚げた鶏もガッツリいきたい時はおすすめです。どちらも40バーツ(約140円)、大盛は50バーツ(175円)。ともに出される、鶏ガラスープと少し甘めのアイスティーの組み合わせもなかなかの相性なのです。1食分は程よい量ですので、2つ注文しても一気に行けちゃいます。いや、ぜひ茹で鶏、揚げ鶏2つの鶏めしを食べ比べてみてください。チェンマイの奥深い鶏料理は全部試していただきたのですが、まずはこの東南アジアのソウルフードからどうぞお試しを!!

この看板を目指して行ってみてください この看板を目指して行ってみてください