インドのデリーとバンガロールで展開する「チャロー」

次に紹介するのはインドです。デリーやその近郊都市グルガオンに駐在する日本人向けに、フリーペーパー「Chalo(チャロー)」があります。A5の判型で50ページほど。これはピジネスマン向けに不動産や人材派遣などの広告が8割を占めており、旅行情報はほとんどないのですが、ところどころ入っている記事が面白いのと、我々旅行者が知らない、駐在員の世界を垣間見ることができるのがポイントです。この「Chalo」は現在、駐在員が増えているバンガロールでも「南インド版」として展開しています。記事も南インド用に少し差し替えているようです。また、バンガロールにはもうひとつの日本語情報誌「シバンズ」もあります。こちらはB5の判型で60ページほど。やはり広告がほとんどですが、レストラン情報が多いのとMAPが掲載されているのがポイントでしょうか。

海外で発行されている日本語フリーペーパーを活用しよう。その2 インドとタイのチェンマイ編 海外で発行されている日本語フリーペーパーを活用しよう。その2 インドとタイのチェンマイ編

タイ北部の町チェンマイの「ちゃ〜お」

次に紹介するのは、タイ北部の都市チェンマイの日本語フリーペーパー「ちゃ〜おChao」です。インドのものと名前が似ていますが別ものです(笑)。これは観光客半分、ロングステイ半分といった読者層のようで、広告も旅行者も利用できるレストランやマッサージ店、旅行会社などが掲載され、記事も「食」や「文化」に関するものが多く、読み物としても楽しめる充実ぶりの情報誌です。記事は、タイ人に評判の食堂から、ロングステイ者のお悩み相談、チェンマイから足をのばしての観光情報、はたまたタイの新聞に載った三面記事まで掲載され、日本料理店に置いてあると、いつもバックナンバーまで読み漁ってしまいます。観光のヒントにもずいぶんなりますよ。さすがロングステイ者が多い都市の日本語情報誌だけあり、書き手のクオリティも高いです。スタッフは男性中心のようで記事はワイルドですが、下品ではなく面白い記事が楽しみです。チェンマイマップも、ガイドブックの地図より新しい店が掲載されているのが実用的。チェンマイの日本料理店や、観光案内所で手に入ります。

日本語無料情報誌の利用法

今回紹介したのは、世界中にある日本語無料情報誌のごく一部です。これらの情報誌の多くは冊子ではなく、広告と地図を載せた“ペーパー”で、数号で消えて行くものもあります。しかし観光でその町を訪れてみたときに、「ここにこんな店があるんだ」とか、「ここで暮らしている日本人は、こんな情報が必要なんだ」とかを知るのは面白いものです。最近では、クーポン付きのフリーペーパーもけっこうあるので、使い方次第ではお得になるかも。また、ウエブサイトで誌面を掲載しているところもあるので、現地の情報集めにチェックしてはいかがでしょうか?「都市名 フリーペーバー 日本語」で検索してみて下さい。