辺境の地まで連れて行ってくれる、バスツアー

人それぞれに、旅の目的があると思います。私の場合、テレビ番組の影響ということも。ある番組で見た「首長族に会いたい!」が、旅のきっかけのときもありました。初めは、どこに行ったら、どうやったら会えるのか、検討もつかず、インターネットで調べることに。ミャンマー国境沿い以外にも、観光化された民族村でも暮らしていることがわかりました。しかもタイ北部チェンマイから出発するバスツアーを発見。これは早速、会いに行かなくてはと、バンコクから向かったのでした。

辺境の地までどうやって行こう?首長族に会える、チェンマイ発のバスツアー 辺境の地までどうやって行こう?首長族に会える、チェンマイ発のバスツアー

首が長いのは美人のあかし

「首長族」は、首を長く見せる風習をもち、女性が首に何重もの真鍮の輪を巻いています。その由来は諸説あるようですが、首が長くなればなるほど美人だといわれています。正式には「首長族」ではなく、カレン族の一部がこの習慣を持っています。一年に一つずつ輪を増やしていき、その重さで肩の位置が下がり、首が長く見えるというしかけ。首輪を外してしまうと死んでしまう、との噂が気になって同行ガイドに聞いてみると。そんなことはなく、首輪を取った生活をしばらく送ると、もとに戻っていくそうです。それを聞いて、何だかちょっと安心しました。

ついに、首長族に会えた!

チェンマイの旅行会社へツアーの申し込みは出発前日で間に合いました。日本人は私達だけで、欧米人が大多数でした。ガイドの説明が英語だったので、半分ほどしか理解できず、少し残念でしたが…。民族村に到着すると、通り沿いに小さな小屋が並び、首長族の女性が土産を販売していました。カメラを向けると、みんな営業スマイル。織物を織っていたり、まだ首輪をはめていない小さな子ども達も遊んでいたり、と生活が垣間見ることができました。首長族だけでなく、耳たぶに大きなイヤリングをしているカヨー族にも会えて、何だか感激でした。

バスツアーのお立ち寄りスポット

村に関しては、観光客からお金をもらい、「見世物小屋」としての批判もあるようです。しかし私にとっては、実際に行って文化、風習を見学でき、大変興味深い経験だったと思います。伝統を紹介するのに、こういった方法も有効だな、と正直思いました。村見学の後は皆で昼食を取り、次に寄ったのはオーキッドファーム(蘭の園)。日本では見かけないような様々な、変わった蘭の花が見られました。チェンマイに戻ってきたのは夕方で、満喫のツアー内容でした。自分達の足では不安な、辺境の地まで連れて行ってくれるので、バスツアーは利用価値が高いと思います。